第15回ジェイカレッジ「仕事の報酬とは何か」

ソフィアバンク代表の田坂広志さんを招いて、こんな話を聞かせていただける、ということだったので、出かけてきました。

ジェイカレッジ第15回
「仕事の報酬とは何か」
ソフィアバンク代表の田坂広志さんに聞く!


正直な話、もし今回聞かせていただいた内容を知りたいだけであれば、著作「仕事の思想―なぜ我々は働くのか」を読めばいいでしょう。または、『日経CSRシンポジウムでの基調講演「仕事の報酬とは何か」全再録(1時間2分)』を聴けば、持ち時間が少なく脱線の仕方が多少異なるだけでほぼ同じ内容を聴くことができます。その意味で、田坂さんが何を言ったかをここに書くのは無意味だと考えます。

今回感じたのは、「セミナーの録音」と「セミナー」は違うということ。特に、「遅刻厳禁で、時間前に到着できなかった人は入れない」という条件にもかかわらず集まった200人(?)もの聴衆が、話者に聞き入ることで作り出す雰囲気だけは、直接その場にいた人にしか味わえないというのを、強く感じました。

知識ではなく知恵、最後に重要なのは自分を成長させるということ、知識や技術だけではなく人間力がなければ何事も成し遂げられないということ、体験から何を体得するかが大事であること...こういった言葉を、自分の経てきた何らかの事象と照らして腑に落とせるかを試す場が、このセミナーであり、それが出来た人は将来に向かっての一つの糧を得たということなのでしょう。

個人的には、セミナーのあと、著者と名刺交換をする列が何十人にもわたり、最後まで1時間半もかかっても、疲れた顔一つせず一人ひとりと真剣に会話している姿が見られたこと、聴取者のお一人がその挨拶に際してご自分の体験と今回の話のシンクロについて感極まって涙しながら語っているのに、今にも泣き出さんばかりの共感をもって聞いている姿を見られたこと、に今回の話以上に雄弁なものを見た気がしました。


招待者として来られていた久米さんにご挨拶したときに、「たった一人の部下の育成にあたる人(私のこと)も、中小企業の経営者(久米さんのこと)も、大企業の社長さんも、結局悩むのはコミュニケーションという意味でフラクタル模様を描いており、その観点で、今回の話から汲み出すものは同じになる」という話になったのですが、確かにその通りなのかもしれません。


ちょっと時間的には無理をした今回の参加でしたが、やはり行ってよかった。ジェイカレッジの運営者の皆さんも、夜遅くまでお疲れ様でした。


p.s.なんとなく今まで「風の便り」メルマガの購読をしていませんでしたが、今回のご縁を元に購読してみることにしましょうかね。
田坂広志 公式サイト「未来からの風フォーラム」

(7/27追記)
下にトラックバックがついているものもありますが、同じ場所に集った方々へのリンクを少々。

第15回ジェイカレッジ:田坂広志さん(創造マラソン)

【Jカレッジ】第15回・田坂広志さん(ポッドキャスティング スタートガイド)

田坂広志先生講演「仕事の報酬とは何か」に感涙(久米繊維工業 社長 久米 信行「Tシャツ道」日記)

Spelen met kennis!: 「仕事の報酬」とは何か

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