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zoom RSS 本「現代語訳 意志の力」

<<   作成日時 : 2014/09/23 21:37   >>

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今年は、いわゆる自己啓発とかビジネス書と言われるジャンルの本を避けてるというか、完全に趣味に走って妙な本ばかり読んでいるのだけど、古典には興味があったので、100年前の自己啓発書、を手に取ってみた。

著者は安田善次郎さん。安田財閥の創業者といっても現代人にはピンと来なくて、明治「安田」生命保険や、東京大学の「安田」講堂に名前を遺している安田と言わないと通じないか。たまたま今読んでいる本にもオノ・ヨーコの曾祖父として出てくるのだけど、貧しい農民の出から一代で商売を大きくし、亡くなった時に残した遺産は、当時の国家予算の1/8にもなったという大立者です。

で、その本人がもう80歳にも届こうかという時期に、ある種の自伝、子孫・後進への訓戒的に自分の考えを振り返った本がこの「意志の力」のようで、

人生、上手くいく秘訣というのはこれこれこうで、自分はこんな風にやって成功した、といった話を、


  • 個人の働き方(勤め人としてと、企業家としての両方が出てくる)

  • 身体健康の維持法

  • お金の遣い方

  • 悲運に見舞われた時にどう備えるか



などを切り口に語っている、という感じでしょうか。


とにかく、棚ボタ、一攫千金(投機?)的なものを否定し、実直に段階を踏んで一歩ずつ歩み続ければ、最後は目標を超えたところにたどり着けるのだから、

誠実に、目の前にある「やらなければいけないこと」を、今できる力でこなし続けていけ、という分かり易い仕事観があり、


自分の信念に従い、これはやるべき、と思ったことにはドーンと力を注ぐ経営観を組み合わせて、自分の事業を大きくしたのだ、という話になります。


とまぁ、かなり自慢話な側面もあるのだけど、その辺も現代の成功した実業家の著すビジネス書と大して違わないので、それはそんなものでしょう。

逆に言えば、100年前のものと現代ので共通する「成功法則」は、ある程度普遍性があるはずなので、それを実行することはどんな時代であっても間違いがない、という風に読むべきかな、と。


でもって、この中に太閤記から学んだこと、というのが出てくる。

若いうちに「これで身を立てる」という事柄について深く学んでおき、それはそれとして自分の仕事は一切手を抜かずに実行する、チャンスが巡ってきたら学んだことを活かして一歩ずつ着実に段階を上がっていく、


同じく太閤記好きだった私の祖父も「目の前の仕事は手を抜かずにちゃんとやれ」な人だったようなので(それと正反対のエピソードもあるけど)、これは普遍性がありそう。


で、個人的にしおりを挟んだのは、安田氏の言う「失敗する人にありがちなこと」

何かをしようとするときに、自分の力(得意・不得意など)を考えず、成功するまでの道順、段階を認識して一歩ずつ歩むことをせず、とにかくやみくもに着手するから失敗するのだ、

という訓戒には頷かざるを得ないです。


机上に頼らず実地に見て判断せよとか、

腹八分・満足しすぎない程度の分をわきまえて、絶対にそれを超えないようにしていれば不幸(健康を害したり、家産が傾いたり)にはならないとか、

自分の思っている通り相手に伝わらないことをどう自分の中で消化するかとか、

どうやって自分の胆力を養うか、


とかは、別の表現で現代の自己啓発でも言われていることでもあるし、やはり、人の処し方など、多少の時代の変遷では違わないのだな、と。

今度、機会を作ってローマ皇帝の書いた啓発書「自省録」も読んでみますかね。




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