いーわん情報源 たまには日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 本「経営がみえる会計 目指せ!キャッシュフロー経営」

<<   作成日時 : 2013/07/09 22:22   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

ブログで採り上げた本をずっと見ていくと、私は1年に1回くらいの頻度で会計の初学者向けの本、というのを読んでいるようです。今回も「『投資とリターン』の法則だけで会計の基本がわかる」というのを読んでみました。


基本的に契約法務なので、私の能力は、契約書を用意し、チェックし、自社の取引を多少はマシな状態にすることに費やされているわけですが、

残念ながら最後の目的である「多少はマシな状態にする」を達成するために、法学以外の分野への目配りが欠かせない、というか軸足がそちらにずれる、くらいの状況になったりします。


「お客さんと握ってきた内容が、社内では要起案回付なのにそれを行っていない(社内ルールの認識不足)」くらいは可愛いもので、

商流が変、商品(サービス)の定義の仕方がおかしいとかいうのは私の感覚的な話でしかないけど、


「提案しようとしている内容を実際に行った場合に生じるお金の流れが会計処理や税務上問題になりかねない」みたいなことがあって、「先に経理部に相談してから来い!」になったりするので、

簿記の知識は要らないけど、会計や税務の知識がないとどうしようもない、といった立場になります。


まぁ、その手のアドバイスに必要なのは、決算書の読み方とか、損益計算書とはみたいな知識ではないので、それはそれで別の方法で勉強するわけですが・・・一般知識としての決算書周りのことも、たまに思い出しておかないと記憶が定着しないので、この手の本を読むという感じです。

今回の本は、10年もの間に改訂を重ねて第四版。珍しいロングセラーです。会計動向コラムとか、リーマンショックやオリン○スの粉飾などの事例が最新化されたのでしょうかね。

で、本の目的は、

B/S(貸借対照表)とP/L(損益計算書)が、会社の何を表現するためのもので、

そのように表現することで会社のどういう状態を示すことができるのか、

「利益はあるのに現金がない」とはどういうことなのか、

キャッシュフローって何のことで、何で最近それが重視されているのか、といった辺りを理解すること。


経理部員以外の会社員は、別に「項目毎の仕分けの詳細」は要らないし、「どの費用がB/Sのどこに入ることになるのか」もあまり必要としなくて、

「取引先などが大雑把にどんな財務状況か(儲かる会社なのか、倒産間近なのか)」とか、

「自分たちの事業(会社)はどういう状況か」とか言ったことを読み解くのに必要な「読み方」だけあれば十分。


「売上さえとにかく増やせば、原価は下がる(だろう)し、シェアは増える(から競争相手も減る)ので、どんどんそうすべきだ」的ど根性営業を金科玉条のようにしてきた人たちには、

「売上は上がったが、利益は出なかった(赤字になった)」とか「そもそも、その売上増加を追及する(もしくは現在の売上を守ろうとする)ことで、会社全体の財務体質が悪化するかもしれない」みたいなことは理解しにくく、

その点を理解させ、「この事業において行われる投資に見合うリターンはあるのか?」という自問を行えるようになれば、この本の読み手としては合格のようです。


しかし、数字の本(と思われそうなもの)のオチが「あなた方に必要なのは未来を読む思考力と効率の悪いことを続けない勇気」と来るのは予想外でした。これって、会計の解説ではなくて事業経営の本だったのか?




Amazonアソシエイト by 実学入門 経営がみえる会計―目指せ! キャッシュフロー経営 の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



数字は見るな! 3つの図形でわかる決算書超入門(日経ビジネス人文庫)
日本経済新聞出版社
田中 靖浩


Amazonアソシエイト by 数字は見るな! 3つの図形でわかる決算書超入門(日経ビジネス人文庫) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
本「経営がみえる会計 目指せ!キャッシュフロー経営」 いーわん情報源 たまには日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる