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zoom RSS 本「感じる科学」

<<   作成日時 : 2013/06/30 22:04   >>

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出版は2011年の冬だったらしいのですが、たまたま立ち寄った本屋で「面展開(表紙を表にして棚に置かれていること)」していたために気づいた本。帯に「バカバカしいたとえ話で科学の本質がわかる」とあったので読んでみることにしました。


でもって、ページを開くと、1ページ目から、

「光や宇宙や相対性理論について説明した本」としては、過去にこの地球上で発売された中で最もバカバカしい本だと自信を持って断言できます(涙)

と断言し、よって「バカバカしい本」だと読んだ後でクレームすることを禁止する念の入れよう。事前告知による免責の主張がこんなところでも行われているとはコンプライアンスの世の中恐るべし。


・・・というばかばかしい掴みはともかく、気になる人は書籍の公式?サイト

http://www.sanctuarybooks.jp/kagaku/

をご覧になっていただければと思いますが、なんか見てると力が抜けてしまう感じのイラストと、下ネタなんだか自虐なんだか愚痴なんだか分からない脱線話が縦横無尽に出てくる中で、

光の性質(波であり粒である)
引力
特殊相対性理論
一般相対性理論
量子論
タイムマシン
宇宙(ダークマターなど)
進化論
光学迷彩、冷凍保存に量子テレポーテーションといった未来技術

がそれぞれどんな理屈のものであるのか解説してくれるという、「マンガで解説!」的なノリの本であります。もしくは雑談好きの理科教師の授業でしょうか。


正直、ここで取り上げられる理論は、万有引力あたりはともかく

光の速度の不変性とか、時間の相対性、観測した瞬間に結果が決まる(観測していないときには不定)素粒子の振る舞いとか、

実生活上の物事と引き比べても納得できない話ばかりなので、


たとえ話で説明されても、「おお、そうか、その理論ってこういうことなのね、分かったよ!」というよりも、

「まさかその理論をこのたとえ話で説明するとは・・・」という感じ。


重力によって光が曲がる現象を、合法的にスカートの中を見るのはどういう状況で可能か、で解説し(普通は皆既日食中に見えないはずの恒星が観測できる話として解説される)、

親殺しのパラドクスを、「ダメのび太をドラえもんの力でマシなのび太にしてしまったら、その未来にいるセワシは過去にドラえもんを送ろうとしないから、結局ダメなのび太はマシなのび太に変化しないのでは?」で説明し、

光のスピードに近いところまで加速すると時間の進みが遅く、質量が重く、外からは縮んで見えることを、亜光速で散歩するダックスフントで解説する、という具合。

ダックスフントのたとえ話は、赤塚不二夫さんの「宇宙論」マンガでも使われていたなぁ、と懐かしくなったりして。


というわけで、「考えるんじゃない、感じるんだ!」という著者の叫びにあふれた本なので、本気で科学論の勉強のために読もうとする人は少ないかもしれませんが、実際、大量の参考文献と科学考証のうえにあるので、その辺は大丈夫。

全く知らないのも何か嫌なんだけど、数式とかがいっぱいあるような本を読むのはヤダ、といった人向けに軽く読めていいのではないかと。


個人的には、

特殊相対論のまとめが、

常にチャレンジを忘れず、新しいことのために動き回っている人はいつまでも若くいられるものです。逆に言えば、同じ環境でぬくぬくしている人は老けるのが早い(P50)

発明を待たれている?未来技術の章のまとめが、

他の誰かが夢を実現できるのなら、その「他の誰か」に自分がなればいいのです。(P197)

てな感じに、「ちょっといい話」風の文章が混ざるのがツボ。目の前にいたらすかさず「何でそんな話になるんだ、違うだろ、それ!」とツッコミを入れたくなるので、非常に楽しめました。


というわけで、科学がよく分からない人も多少はご存じの方も、笑いが欲しいときにぜひ。



感じる科学 (Sanctuary books)
サンクチュアリ出版
さくら剛

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