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zoom RSS 本「イシューからはじめよ」

<<   作成日時 : 2012/03/29 23:18   >>

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結構、周りの人たちの間で評判がよく、読まなくてはと思っていた本。昨年は気分的に手に取れず、今年になってしまいました。

ニューロサイエンスとマーケティングの間 - Being between Neuroscience and Marketing(著者の安宅和人さんのブログ)


私の仕事時間の大半を占める作業は「個別案件向け契約書の作成、修正」で、

本来の法務屋さんの業務よりは、ビジネスとしてこの案件をどう妥結させて取引に入るのかに対するアドバイスを行う側面が強く・・・

「よく分からない受注案件」を契約書になるように、ビジネスのフレームを整理して、何をどこまでやって、何の責任を取るつもりなのかはっきりさせる「植木屋」っぽい仕事であります。


本当は、そういう状況を解決するためのヒントが貰えないかな、と思ったのですが、さすがにこれはお門違いだったようです。

この本は、自分ができることの範囲内で最終的に何を解決すべき問題(これが「イシュー」)なのか、からアプローチすることで生産性をあげよう、というもの。


ありがちな生産性の低い仕事として挙げられた、

「やり方がわからずに途方にくれる → とりあえず情報を片っ端から集めてみる → 集まった大量の情報を前に再び途方にくれる」

やっているうちに見えてくるだろう、という成り行き任せ、
根性で大量の手間ひまをかけて完成させる


という無駄を排するために、やる前から「最終的にアウトプット」を見据えてやってみる、

自分にとって答えを出さないといけないことが何かを見極めて、その問題に仮設をたて、一次情報を見ながら検証を行い、それを元に新しいストーリーを示す、

という流れのために、行うべきこと、注意点を説明した本でした。
何となく、その生産性の低さが「残念な人」を彷彿とさせるのですが・・・


多分、ここで一番ポイントなのは、「何かを考えるのなら、どこまで考える必要があるかを考えながら『答えを出せる問題』にフォーカスせよ」かな、と。


答えがでない問題を解くことに躍起になってもしょうがない(無駄が多い)、

答えを出したいのなら、それについて知りすぎてはいけない(新しい発想や疑問点を見出せない)、

極端なケースも取り混ぜつつ重要なポイントを見極める作業を早めに行え、

あたりを心がけながら、「決め打ち」ではなく「闇雲・成り行き」でもなく、

「短期的なサイクルで仮説検証フィードバックを繰り返しながら、『どの程度ものごとがはっきりすれば次の一手を導き出せるか』を見据えて動く」が肝なのかなと理解しました。


これだと、契約書作成の効率化に役に立つかも。今のところ、相手もよく分かっていない状況になると、こちらで決め打ちをしてしまうので、後になって「間違っていた」という戻り工数が発生する無駄が起きているのだけど、

「契約書の条文が作れるレベルまで商売の条件を決めてもらわないと困るので、この点をこの程度まで考えてくれないか、決めてくれないか」とすればもう少し状況を改善できるかも。今だってやってはいるけど、抽象的な理解度合いでのレベルが合わないために質問が噛み合っていないみたいだし。コミュニケーションに今よりも時間をかけてみてどうなるか、という実験になるけど・・・


若干横道に逸れた使い方はともかく、制度を実情に合うようにしたい、何かがズレていると感じられる状況を改善したい、などの「問題解決」としては、

無駄を出さずに無茶せずに、出来ることを片付ける方がいい、という考え方はいいですね。

「空(何が問題なのか)」「雨(重要な洞察は何か)」「傘(問題の応えは何か)」という喩えは面白かったです。




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