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zoom RSS 本「三国志談義」

<<   作成日時 : 2010/09/22 21:57   >>

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丸の内の丸善に入り込んでいたときに、行きたいけど行くのが怖いのが、4Fの松丸本舗。入り込むといつも、何冊か抱え込んでしまうために、泣く泣く買う本を選んで出て行くことになります。速読していいような本はあまり無いから、全部買っても読みきれないし・・・ で、今回は対談集みたいな本を買ってみました。


三国志談義
平凡社
安野 光雅

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今日の平凡社: 安野光雅・半藤一利『三国志談義』


この本のきっかけになった展覧会には私も出かけています。中国へ行ってじっくり絵を描いてきた安野さんと、歴史に詳しい半藤さんの対談を5回セッティングし、本にしたとのこと。ある種の同趣味のファン談義が本として売れるのだから、何かを極めた人というのは、その人そのものがコンテンツです。

「安野光雅の三国志展」に行ってきた(2008/05/22)


「繪本・三國志」で描かれたシーンがどう選ばれたか、その現地に行ったときにどう思ったか、を語る第1章(現地探訪・遺跡への旅)、

三国志の登場人物たちの評価を魏呉蜀から代表的な人物を出してそれぞれが点をつけた第2章(英雄・豪傑を採点すれば)、第3章(軍師・謀将を採点すれば)

三国志の記述に語源があると思われる名言をピックアップして、その意味や情景を語り合う第4章(名言至言から学ぶこと)と、

三国志を題材に作られた江戸時代の俳句と川柳を紹介しつつ、お二人が三国志にちなんだ俳句を川柳を詠む句会を行った第5章(俳句と川柳でみる名場面集)

という構成。


対談しているお二人も、導入は吉川三国志で、三国志演義に史書としての三国志の両方を読んでおられるので、話は弾むのですが、少なくとも、この本を読んで「初心者が三国志を分かる」ようにはなりません。

この本の読者は、当然、劉関張の義兄弟の契りから、孔明が五丈原に倒れるまでの大まかな流れと主要な登場人物くらいは把握しているのが前提条件。普通に、誰々が何々したのが〜〜、という風に会話しているので、その「誰々が何々」の部分(三国志における場面)は前提で分からなければならず、その場面をどう解釈するかについて、お二人の話を楽しむのが主題になります。


基本的に蜀の人材の結合形態は、任侠(清水次郎長一家に喩えてます)であると認定したかと思えば、

様々な行動から各英雄・武将の性格を読み解いてみたり、

「三国志演義」の虚構の構成の上手さ(史実に登場しない美女や、その時に詠まれたわけではない詩をその場面で詠んだことにしたり)に感心したり、

という座談を横で聞く楽しさ、を味わえる本でしょうか。


なんか、久しぶりに三国志を読んでみたくなりました。

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