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zoom RSS 本「12日間プログラム 決算書トレーニング」

<<   作成日時 : 2009/09/27 21:47   >>

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珍しく献本、というか「お中元」といってご本人からいただきました。田中さん、ありがとうございます。全12章構成で「貸借対照表とか損益計算書って何?」レベルを学ぶ、初歩レベルの会計入門書です。


正直なところ、法学に進んだために「文字で思考する学問」が専門になってしまい、文系でも経済や商学系の「計算が入る学問」に馴染みが薄く、数字が並ぶタイプの経理は不得意です。現在の仕事柄、「これって本当に計上しても大丈夫?」とか「税務上問題ない?」みたいなことは言う必要があるので、どちらかというと「ルール」に焦点をあてたところで知識を吸収して、そちらから経理・会計にアプローチしている感じです。

というわけで、「決算書を読む」とか「取引先の与信リスクを評価する」は全くの専門外。

貸借対照表(B/S)
損益計算書(P/L)

この2つの書類だって、どっちがどっちだか、すぐに忘れてしまいます。もちろん、その中で何が書いてあるかは、何かの本を読む度に覚えるのですが...知識を使わないのでまた忘れてしまう、の繰り返しですかね。

で、この本は、そういう「会計入門リピーター向け」になっています。

説明は、ある年代以上の男女なら十分に馴染みが深い「メタボ」と「ダイエット」に譬えていくので覚えやすくなります。

曰く、

ダイエットにおいて理解すべきは、ある時点における自分の体重と、その時点を結ぶ期間の摂取カロリーと消費カロリーの総和。

つまり今年の1月に70kgあって、半年後に65kgになりたいのだとすれば、6ヵ月間で-5kgになるようにカロリー制限をする必要がある、ということ。

この、1月や7月における体重に相当するのがB/S、出入りを記録したカロリー表に相当するのがP/L、さらに、起業の「血のドロドロ具合」に譬えて説明されるキャッシュフロー計算書(C/S)を、

どう見ると、企業規模の大小や財務体質の良し悪し、はたまたカツカツ具合が分かるのか、を指南してくれます。

B/Sの中で借金が多い状態がメタボ。P/L上は黒字なのに在庫が多かったりしてC/Sの資金繰りが悪化している状態は「血がドロドロで血栓が出来かけている」となるとイメージがしやすくなるのは確か。なかなか面白い説明法です。


もちろん、大雑把に、それらの書類によって何が分かるのか、どういう状態が「良い決算」状態なのかを説明するだけの本なので、そういう初歩状態は終わって、勘定仕訳がどうとか粉飾がどうとかいう話を読みたい人にはオススメできないわけですが、

どういう会社が投資に向いているのかを検討したい投資初心者とか、取引先の与信をチェックしろと言われている会計苦手な営業マンとかなら、結構とっつきやすくてよいのではないかな?

個人的には
7日目の
むやみに拡大を目指すのではなく、B/Sを体脂肪率の低い筋肉質に引き締めつつ、P/Lの儲けを増やしてROAを上げる経営 を目指すべしはグサっと来たなぁ...普段会社内でもわめいているけど、なかなかねぇ...


12日間プログラム 決算書トレーニング
日本経済新聞出版社
田中 靖浩

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謎の講演会「マネジメントの極意をダイエットに学ぶ」を聴いてきた
相変わらずの田中節というか、会計の講演会だと思ってやってきた人がいたら、かなり面食らったのではないかなぁ... ...続きを見る
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