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展覧会「天文学と印刷」

9月に「世界を変えた書物展」があり、「イグノーベルの世界展」だの「創刊40周年記念 ムー展」だの、明治150年記念「日本を変えた千の技術博」だの、硬軟取り混ぜた「知とその伝播」に関する展覧会が都内で相次いでいるのですが、またまた書物の展覧会が行われています。 印刷博物館がある凸版は飯田橋の駅からトテトテと歩いていくとそれなりに…
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ありがとう、ABC六本木店

青山ブックセンターって、確かに今の「本店」は表参道の国連大学の近くにあるのだけど、創業店舗は六本木の麻布警察署の隣のお店。2度の経営破綻を越えて生き続けた店舗も、6月25日でいよいよ閉店です。 偶然、開店した日に店の前を通った私は、一度通り過ぎた後でお財布を握りしめて出直し、たぶん、何か文庫本を買ったはず。 開店祝いで、購入…
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本「広辞苑をつくるひと」

今年から本格デビューの花粉症、例年より症状の重い人が多いってのに該当したのか、気が付いたら3月が終わって(途中風邪ひいて38度にもなったが最初のうち、花粉症なのか風邪なのか分からなかった)いて、「早くひのき(杉ほどではないが若干反応が出る)も終わらないかな」という状態。なるほど花粉症の人が春先憂うつになるわけだ。 というわけで、薬…
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本:図解でわかる ファシリテーション

私は、自分の仕事を「コンプライアンス系占い師」と過去に名づけたように、基本的に「私に何か相談したい人」がやってきて、対応して何か(契約書とか対応方針とか今後やるべきこととかそもそも何が問題なのかの整理とか)を授けるのが日常なので、ヒアリング力や聴いたことことを自分が理解する力が大事で、ファシリテーション的な能力を必要とする局面があまり無…
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本「明治の男子は、星の数ほど夢を見た。」

最近は「日本はすごい、いろんな国に愛されている」系のTV番組が増えたので、この事件の知名度も多少は上がって来た気がします…エルトゥールル号遭難事件。 トルコ(当時はオスマントルコ帝国)から大日本帝国までやってきた使節を載せた軍艦が悪天候に遭い沈没、数百人が亡くなる大惨事になったもの。和歌山の人々が必死の救助活動を行ったため、恩義に…
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本「ジュエリーの世界史」

最初、「ジュエリーの」世界史なのか「ジュエリーの世界」史なのかどっちなのだろう、などと思いながら手に取ったのですが、後者の本だった模様。 山口遼 『ジュエリーの世界史』(新潮社) 『ジュエリーの世界史』宝石商という商売(著者あとがき) - HONZ 試しに検索をしたら、この本を紹介するサイトが2つ見つかったのだが、…
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本「応仁の乱」

本当になんでまた、このマニアックな本が何十万部も売れたベストセラーになったのでしょうね。ならばなぜ大河ドラマの「花の乱」は・・・(平清盛に抜かれるまで歴代ワースト)という気もしますが、まぁ、いくら読んでも爽快感のかけらも得られない歴史事件ですから、書籍としてはともかく、TVのエンタメとしては絶対にウケないか。 『応仁の乱』/呉…
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本:もう一つの戦略教科書『戦争論』

いきなり「もう一つ」って何じゃい、というタイトルではありますが、これは「孫子」から入る者の視点。クラウゼヴィッツを学ぶと見せかけて孫子を学ぶ本であります。 日本で戦争とか戦略という言葉と密接に結びつくのは中国の思想家「孫子」。 世の中には「孫子的な」戦略の考え方ばかりではないのだぞ、という意味で対比するものを求めると、世…
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本「元素をめぐる美と驚き」

2017年度のノーベル賞関連本を多数輩出した由緒ある早川書房の文庫本。鉱物の本?という感じですが、元素なので、気体のもの(アルゴンとかネオンとか)、液体のもの(これは水銀くらいか)、固体(金属、放射性物質はほぼこの形態)はいろいろと取り扱います。「アステカの黄金からゴッホの絵の具まで」という謎の副題が付いていたから、いったい何だ?という…
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本「日本占領史1945-1952 東京・ワシントン・沖縄」&「終戦後史 1945-1955」

今上天皇の退位により平成の終わりが見えてきたため、昭和時代が「2つ前の御世」、「昭和は遠くなりにけり」となりつつあるなか、「多少は離れた目からの『歴史』化作業」が始まっているということなのかな、とは思うが、実際「戦前」、「独立後」に比べて、「占領下」の歴史はあまりまとめられていない印象がある。そもそも日本がアメリカと戦争していたことも知…
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本:値決めの心理作戦 儲かる一言 損する一言

「こういう一言をかけることで」お客様からの注目をひき、注文を得られた、売上が上がった!の具体的な事例が9パターン36例紹介されている本です。著者は「ビジネス奇襲」と称していたりしますが、お客様の緊張を解いたり、向けられる視線の方向を故意にずらさせたり、お客様も気づいていないような心配点を解消してあげたりすることで、売る買うの「対立」関係…
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本:最古の文字なのか? 氷河期の洞窟に残された32の記号の謎を解く

ラスコーやらショーヴェやらで、古い「芸術」の証拠・・・洞窟壁画が見つかったことで、「昔の人も絵を描いた」ことは確かになった。では、言葉は?音(声、会話、音楽)は?文字は?となると証拠が乏しく、なかなか過去の状態は明らかにならない。でも、洞窟に何か「線とか丸とか記号っぽいものもあるんですけど」という研究をしている人がいるらしく、今、どんな…
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本「オービタル・クラウド」

しばらく前に本屋をうろうろしていて、「第35回日本SF大賞、第46回星雲賞日本長篇部門、ベストSF2014国内篇第1位、3冠独占の超話題作」という売り文句に惹かれて手に取った本。SFと言っても舞台の一部に宇宙が出てくるからってだけで、「ふとしたことで巻き込まれた一般人が活躍するスパイアクションもの」だと思ってもらえば間違いない感じでしょ…
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本「全世界史」講義 全2巻

中学の時に単行本1巻で「中国の神話時代から現代まで」の歴史が書かれたものを読んだり、高校時代の世界史の時間に(ヨーロッパよりも先進的な地域だったからという理由で)「中世イスラム史」をたっぷり聴かされたり、20年くらい前に「10世紀から20世紀までの千年史を30世紀から俯瞰している」設定の歴史概略書を読んだり、大きな流れをざっと見る、みた…
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本「組織サバイバルの教科書 韓非子」

皆が読む中国の古典といえば何と言っても「論語」で、ビジネスマンは戦略を学べとかで「孫子」、世の中に疲れた人たちの愛読書(?)「老子」、の3つくらいが標準的なところかと思うのですが、参謀業務を行っている私みたいなのにお薦めとなるとこの「韓非子」になります。 以前、別の本を読んで感想書いたときに、 本「右手に『論語』左手に『…
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本「世界史の10人」

外敵が迫ってきている、統治機構が古くなってきて混乱が生じている、新国家を樹立しようとしている・・・歴史上にはそんな厄介な状況の中で立ち回りを余儀なくされたリーダーというものが大勢いて、成功者も失敗者もたくさんいるわけですが、面白いことに、何とかうまくいったかな、というリーダーに共通するのが「歴史をひも解き先人の成功と失敗によく学ぼうとす…
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本「10000円のカレーライス」

サブタイトルの「NPOで見つけた心にのこる物語」までつけておかないと、グルメ本と勘違いされてしまいますかね?日本財団のNPO支援活動の一環。各NPOの活動の中で起こったちょっといい話、素晴らしい出逢いのお話を切り口に、それぞれのNPOの存在と活動を広報するための本です。 日本財団 CANPAN NPO+ NPOなど…
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本:すぐやる人の「出会う」技術

先日の半跏思惟像展へのナビゲーションで登場してくれた久米さんの本。 最初にお会いしたのはブログ道の講演会を聴きに行った時なので、ちょうど10年前。 今日の「ブログ道」セミナーはすごかった(2006/03/03) 何年かに一度、何かの折りに袖すりあうご縁があって、その時に少し話をする、という感じなのですが、私的にはブロ…
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本:「メジャー」を生みだす

日本の今の社会で流行曲やアニメ作品などを生み出すクリエイターの方に、どんなテーマ、自分が相対している人たちをどう見ているのか、自分の創作の姿勢、などをインタビューした、という本です。「オタク市場は終わった。『普通の人』に本気で売ろう!」というキャッチーな帯文句に「日本人総(何かの)オタク化とまで言われかねない世の中で普通の人って誰やねん…
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本「アイヌ学入門」

アイヌといえば、北海道を中心に東北などにも住んでいた列島原住民の一派で、狩猟採集系の暮らしをし、精霊信仰を中心にした独特の宗教体系と一族統治があり、最終的に明治に「和人化」された民族、というざっくりした認識があるかと思うのですが、前に採り上げた「日本人はどこから来たのか」同様、遺跡の発掘や文献整理で、「もっと違う一面もありそうだぞ」とい…
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本「日本人はどこから来たのか?」

私が昔読んでいた「日本人の起源」といえば、一部沖縄に原人(港川原人!)がいたりしたものの、多くは日本列島が大陸と陸続きだった時代に中国・朝鮮半島経由でやってきた人たちで・・・というものだったのだけど、最新の知見によるとそれはかなり「間違っている」らしい。ここ20~30年でどんどん見つかった世界中にちらばる遺跡から、「日本列島に至るグレー…
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本「孫子・戦略・クラウゼヴィッツ」

なんか三題噺っぽいタイトルの付け方を見て何事、と思った本ですが、語感が「3文字、5文字、7文字」になっているのは狙っているのでしょうねぇ。 それはさておき、「戦争のやり方」を指南する東西の古典「孫子」と「クラウゼヴィッツの戦争論」を、兵士や指揮官でもない我々が読む意味はあるのか、という命題に対する解説書は、あちこちにあります。 …
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本:【新訳】風姿花伝

知人に誘われて靖国神社の薪能を観に行って遠目に舞台を眺めたことがあるのがほぼ唯一の能体験、ということで、経験値は歌舞伎・オペラ以下狂言よりはマシ程度。舞台・演目に関する知識はほぼ無し。ということで、手を出しにくい本ではあったのですが、その秘伝中の秘伝を、正当な相伝者の解説付きで読むことが出来るありがたい機会があったので乗ってみました。 …
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国会図書館が持つ明治の本たちのデータが今なら無料に(10/29まで)

Kindleストア3周年記念セールというのが、先週の金曜日23日から実施されているのだけど、普通に電子書籍50%OFFみたいなのだけでなく、古い文豪の作品の初版やら浮世絵の本などを数千冊も無料でダウンロードできる状態になっているそうです。 知ったのはこちらの情報による。 https://twitter.com/hashi…
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本「天災から日本史を読みなおす」

先日紹介した、「絵図で読み解く天災の日本史」 と対になる新書。こちらは「歴史資料に現れる災害の記録」の紹介と、そこから読み取っておいた方が良いことに主眼が置かれています。 この本は、 (磯田道史の備える歴史学)命守る歴史災害史(朝日新聞デジタル リンクは最終回へのもの 会員登録要) で連載されていたコラムの書籍化、とい…
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本「絵図で読み解く天災の日本史」

実は同じ著者による新書「天災から日本史を読みなおす-先人に学ぶ防災」というのもあって、そっちを読もうとしていたら、カラーのムック本で同テーマの本が出てきたので、先にこっちを読むことにしました。 絵図で読み解く天災の日本史 (別冊宝島 2339)宝島社 2015-05-18 Amazonアソシエイト by 世界中…
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本:吉村昭「関東大震災」

1923年9月1日午前11時58分、相模湾を震源とするM7.9の地震が発生、東京と神奈川を中心に10万5千の死者を出す大惨事が発生。この本はその顛末を描いた小説です。 最近は、「震災の記念日・慰霊の日」と言えば、311か117かという感じで901もすっかり遠くなりましたけど、直下型で倒壊家屋による被害が多かった阪神・淡路と、圧倒的…
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本「良い値決め 悪い値決め きちんと儲けるためのプライシング戦略」

タイトルを一見して、「良い」・「悪い」ときたら「ふつう」と続くんじゃないのかね、と思う程度に80年台脳ですが、一応この本はギャグではなく、グローバル競争やらデフレやらで「商品の値段は下がっていくもの」という意識が強まっている中で、いかにそうした消耗戦に自分のビジネスが巻き込まれないようにするかを考える本、となります。 目次を追…
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本「ドキュメント太平洋戦争全史」

元々昭和史に興味が強く、太平洋戦争関係を調べ出したのは中学生の頃。その頃はまだ戦後40年にも届いていない頃だし、存命の方も多く、夏休みの「終戦記念特集」にはそういう方が出てきて話をしてたのが多かった気がします。 その頃、本屋さんに行くと 本「知恵の戦い」(2015/06/08) で紹介した朝日ソノラマのソノラマ文庫戦史…
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本「日本史の森をゆく」

私が子どもだった頃「元実家というか本家?の建物だった旧家付属の蔵」から江戸時代の書状が出てきて、初めて発見された珍しい内容の書類だったため、史料価値があるということでその地元で小さな新聞記事になったのを見たことがあるのですが、一見ただの古い紙っきれにも「ほうほう、当時にはそんなことが!」を示す面白いことが書いてあるかもしれません。 …
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