第一次世界大戦終結から今日で100周年

第一次世界大戦での出来事を時系列で教えてくれるツイッターアカウントに「100年前新聞」というのがあって、何年もかけて開戦から終戦まで進めていたのだけど、

とうとう、今日のツイートで

https://twitter.com/100nen_/status/1144576177245315072
画像


ヴェルサイユ条約が宮殿の鏡の間で調印された!と。


そう、今日2019年6月28日は、第一次世界大戦終結の条約が正式調印されてからちょうど100周年だったと。

2014年6月28日にサラエボでオーストリア皇太子が銃弾に倒されてから満5年、「第一次」と名付けられた世界大戦はとうとう終わったということだそう。

このヨーロッパの平和は20年後の1939年のナチスドイツによって破られるまでのものだけど、

大戦後の退廃的な20年代、

ファシズムが台頭する30年代、

前半5年間に世界大戦の嵐が再度吹き荒れる40年代、

50年代から80年代まで続く米ソ冷戦、

ポスト冷戦期が90年代から現代まであって、2000年以降の先が見えない手探りの世界体制模索が続いて、

これ全部でまだ100年しか経っていない(そのうえそのうち半分くらいは自分で経験しているわけだ)
というのに驚愕。

だって、ベルサイユ体制という世界体制から数回も世界秩序は変化していて、「第一次大戦後の世界」なんて歴史書の中クラスの遠さを感じるのに、まだ人間換算で3-4世代前の出来ごとでしかないなんて。


もう一つああそういえば、と思ったのは、「この条約体制でいわゆる五大国の一角になって世界の大国の扱いになる日本」というものがあるのだけど、その版図が、


最北端は千島列島・阿頼度(アライド)島、

最西端は台湾・澎湖(ポンフー)列島の花嶼(かしょ)、

は、第一次世界大戦前から変化はないとして、この条約でドイツの委任統治領を奪うことで、

最南端は赤道直下のカピンガマランギ環礁、

最東端はノックス環礁

まで拡張され、南北5500キロ、東西6000キロにおよぶ巨大な帝国「日本」が誕生することに。今の日本国だって細長く広がることで数千キロの国家ではあるけど、この版図はある程度の水域面積も持つので一大海洋帝国といえ、とんでもない時代だったんだな、と。これも戦後生まれの私には全然想像もつかないのだが、たった100年前なのか。


そういえば、
https://twitter.com/100nen_/status/1144563593544982528
条約が結ばれたヴェルサイユ宮殿「鏡の間」は「戦争の間」と「平和の間」の中間にあり、ここでの調印には“戦争を平和につなぐ”という意味がこめられました。またドイツ帝国が成立を宣言した象徴的な場所でもあり、ドイツ人の心を折るには十分すぎる舞台となりました。

そんな意図もありましたねぇ…復讐が全面に出てくる戦争の時代。

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