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zoom RSS フェルメール展(2018年東京会場)

<<   作成日時 : 2018/10/20 10:53   >>

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私が学生の頃は、大勢の観客が押し寄せる展覧会といえば印象派と名の付くようなものであって、オランダ絵画ってそんなにメジャーだったっけ、という感じではありますが、今やフェルメールといえば世界の大巨匠扱いでしょうか。

上野の森美術館

フェルメール展

フェルメール展公式ツイッター(混雑情報等をつぶやく)

(会場の中の様子など)
「フェルメール展」東京・上野で、《牛乳を注ぐ女》など国内美術展史上最多の作品集結&日本初公開作品も(ファッションプレス)


個人的に最後にフェルメールを観たのは2012年のことらしく、

世界一の萌え絵?「真珠の耳飾りの少女」(2012/08/28)

上野のもう一つのフェルメール、ベルリン国立美術館展(2012/09/14)

その時に観たのもベルリンの「真珠の首飾りの女」だったようで、当時は1点ずつ展示された2つの展覧会、でしたが、今回は1回の展覧会に8点(途中で1点が展示替えになり、また大阪会場での展覧会でもう1枚取り替えるので、展覧会自体としては10点ものフェルメールが来日)というとんでもない展覧会。現存する作品の1/4を同じ場所に集めるのはそうそう実施できるものではありません。ただ、10年くらい前にも上野でフェルメール展があって、その時は「一挙7枚が一堂に会す」という話だったはずで、今回の企画は「その時の枚数を超える」というのもあったのかもな、とは思いましたが。


東京で観られるのは、

1. 牛乳を注ぐ女(アムステルダム国立美術館)
2. マルタとマリアの家のキリスト(スコットランド・ナショナル・ギャラリー)
3. 手紙を書く婦人と召使い(アイルランド・ナショナル・ギャラリー)
4. ワイングラス(ベルリン国立美術館)【日本初公開】
5. 手紙を書く女(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)
6. 赤い帽子の娘(ワシントン・ナショナル・ギャラリー)【日本初公開】※12月20日(木)までの展示
7. リュートを調弦する女(メトロポリタン美術館)
8. 真珠の首飾りの女(ベルリン国立美術館)
9. 取り持ち女(ドレスデン国立古典絵画館)【日本初公開】※1/9(水)〜会期終了まで展示
(公式サイトの記述より引用)


これを展覧会の一番最後の大部屋にフェルメールルームとして全部並べていて、部屋入ってすぐの辺りから眺めれば右から左までずらっとフェルメール作品だけが壁にかかっている、というヴァーチャルリアリティのような体験を現実世界で味わうことができます。正直、入場料の大半はその経験代に支払ったようなものです。

で、今回の新機軸は、

”本展は、日時指定入場制です。
入場券は事前にご購入ください。

前売販売が予定枚数に達しなかった入場時間枠は、当日日時指定券を販売します。
各時間枠の入場開始直後は入場待ち列ができます。時間枠内後半でのご来場をおすすめします。”



最近だと入場数時間待ちにもなった若冲展のように、無限に押し寄せた観客が超巨大ラッシュ電車のようにフェルメールルームを埋め尽くし、絵に近づくのも一苦労、という事態になりかねない展覧会を、ある程度抑制のきいた鑑賞可能な空間に抑えるための施策が採られています。その代わり「急に思い立って美術館に行って観る」ができにくい(人数枠があればその場でも買えるので平日の昼間などなら入れないことはない)のですが。


私の場合、日曜の朝9時半から10時半の間に入場してください、というチケットを購入。一度入ってしまえば、10分で出ていこうがそのまま数時間居残って閉館時間まで粘ろうが自由ということになるので、朝一番(今回の私)以外は前の時間帯の人がどれくらい残っているか、が混雑に影響しますが、12時近くまで残っていた私が見たフェルメールルームは、それでも「一つの絵あたり15〜25人程度」の混雑(もちろん開館すぐの10時頃のフェルメールルームよりは倍近く混雑度は増してる)だったので、内覧会レポートを書いているブログ

「フェルメール展」(青い日記帳)

にある、"かなり人数を制限してチケットを販売しているそう"はかなり正しい情報で、前売りさえ手に入れれば、そこそこ快適な鑑賞ができると思います。

なお、ベストな時間帯選択は私も↓の方法だと思うので、今後を狙う人は一考されるとよいかと。

http://twitter.com/karub_imalive/status/1049970339252301825
#フェルメール展 の混雑回避方法発見!平日1700からの回で少し待って1730以降に入場し、閉館ギリギリまで粘れば快適に鑑賞できます。(出展数が少なく人がはけるのが早いため)1800からは2階フロアがほぼ貸切状態、1830以降はフェルメールの部屋も混雑解消。最前列で余裕を持ってじっくり見れます!

(ブログ主注:平日の閉館時間は週の前半だと19時、後半だと20時で、このツイート主が書いているのは19時までの日のパターンだと思われるが、混雑展覧会は夜間を狙えのセオリーは今回も有効。)

私の場合、9時半のチケットで9時15分に到着したら外には行列が。といっても、時間になったら順番に入れていくだけなので9時45分までには展示室内に入れていたと記憶していますが。9時半ちょうどに到着するように行っていたら当然もっと遅くなるので、逆に10時くらいに到着するようにすれば列が解消して並ぶことなく入れるのでしょうね。


でもって、混雑対策と思われる施策がもう一つ。

入場者全員に配られる「絵画解説小冊子(とマグネット式のしおり)」と音声ガイド

混雑する展覧会で厄介なのは、絵の近くに掲示されている「展示品のタイトルと解説のパネル」を読むためにその近くに人が滞留すること。展示されている物は観られたが解説は読み損ねた、といったことも起こります。今回は、壁には絵画(と番号)しかなく、それぞれがそれぞれの位置取りで絵を観、その解説を知りたければ手元の小冊子を読み、音声ガイドを聞けばいいというスタイルになっていて、これが地味に便利。展示作品が全部で50点程度だからできること、なのかもしれないですけどね。

普通絵画の展覧会といえば1,500円前後ですが、人数を絞った分とおまけが付いている分で2,500円のチケットはお買い得。何せ、2012年に私が空いている時間に観るために入手した「真珠の耳飾りの少女」夜間限定人数(確か200人?)貸し切りチケットは、もっと高い値段だったはずなので。


あと、もっと地味な施策として、

http://twitter.com/taktwi/status/1048202232531845120
今回の「フェルメール展」では照明に全てLEDが使用されています。https://t.co/QCnHREZh7g 会場で作品をご覧になり「あれっ?以前よりも絵自体がキッパリと観える」と感じた方も多いのではないでしょうか。自分もその点が最も新鮮でした。初のLEDフェルメール鑑賞をご堪能あれ! #フェルメール展

というのもある模様。展示品は総じて、ゴッホのように絵に凸凹(厚く塗りたくった絵の具のこと)があったり、目を凝らさないと見えない線(もしくは線なしで輪郭を表現)があったりするようなものではないので、目を皿のようにして絵を見ないと気付かない何か、というのは無いのですが、下手すると絵で照明が反射して眩しい、といったことはあり得るので、その点で今回の展覧会は見やすく感じます。この時代の絵だと、「風景のくすみ具合」がわかりやすいというか・・・曇天をよく描くターナーの展覧会をLEDでやると「見え方が違う!」という感想になるかも、とは思いましたね。


オランダ絵画の方はともかく、フェルメールで初見の絵が一点(ワイングラス)しかないので、ここに書くほどの感想はないのだけど、展覧会で気に入った絵は、絵ハガキを買ったこの2点。

画像


真珠の首飾りの方は、その「キッパリ」効果なのか、「お出かけ準備のわくわく」のようなものが以前よりも感じ取れた、というのが理由で、
もう一つは、同時代オランダ絵画ってことで展示されていた「本を読む老女」という、聖書(ルカによる福音書第19章がちゃんと描かれている)を読む老女の肖像なのだけど、同じ上野の森美術館で先月展示していた「世界を変えた書物」展に連なり、出版の進展で知識が特定階級の独占物でなくなり、いわば知識や芸術が神官・貴族のものから商人・庶民のものとなっていることを端的に示した絵だったので心に残った、という話かな。

あと、写真の本にダ・ヴィンチの師匠ヴェロッキオの「トビアスと天使」という絵の話が出てくるのですが、この展覧会にも「トビアと天使のいる風景」という絵が出てきます。この2つの絵では、ルネサンス期と重商主義時代の絵画の扱いの違い、描きたいものの違いなどがはっきりと示されているので、そういうのを思い起こすのは楽しいです。


私が見たことがない絵は会期末展示の「取り持ち女」の方だったりするので、11月になって会期後半のチケットの販売が始まったらもう一度行こうかな・・・




以下はおまけの情報。最近はフォトスポットがあるのがデフォなのに今回は無かったなあと思ったら、駅外にあった・・・あと、ICカードタッチキャンペーンの機械のことは歩いていて気付かなかったので参加できず、どこにあったんだろう?


https://twitter.com/VermeerTen/status/1049805589683920899
【上野でお出迎え♪】おはようございます!本日は10月10日なんだかいいことありそうだわね。エキュート上野に、《牛乳を注ぐ女》の特製フォトスポットが登場してますの。ご鑑賞の記念にぜひ記念撮影していってくださいね?。#フェルメール展 #ミルクさん #フォトスポット

http://twitter.com/tokyometro_info/status/1045504764383916032
#上野の森美術館 #フェルメール展 開催記念 #東京メトロ #ICタッチキャンペーン を10月5日(金)〜11月4日(日)まで開催します。参加方法は簡単!上野の森美術館近くの東京メトロ線内5駅のいずれかで降車し上野の森美術館にある専用端末機にICカードをタッチするだけ!抽選で素敵な賞品をプレゼント!



フェルメール展 Making the Difference:Vermeer and Dutch Art
会  期:2018年10月5日(金)〜2019年2月3日(日) 休館日:12月13日(木)
開館時間:9:30〜20:30(入場は閉館の30分前まで、平日には19時までの日も要確認)
会  場:上野の森美術館

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