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zoom RSS 2018年ゴールデンウィークの都内展覧会事情(マイナー編)

<<   作成日時 : 2018/04/28 11:12   >>

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国立新美術館の「至上の印象派展 ビュールレ・コレクション」や、東京都美術館の「プーシキン美術館展」国立西洋美術館の「プラド美術館展」三菱一号館美術館のルドン横浜美術館のヌード、さらには、トーハクの「名作誕生」に、東京国立近代美術館の「横山大観展」などのメジャーなところが混雑するのだろうか、とは思いますが、都内は相変わらず「いろんな展覧会やってるのねぇ」という感じです。


最初にんん?と思ったのは東京駅近く、KITTEが入っているJPタワーにある東京大学の施設・・・

2013年からずっとやっているという「MADE IN UMUT-東京大学コレクション」展は、展示物が並んでいるのを順路に従って見る、ではなく、標本室のような展示スペースで「観に来た人が自由に『自分が発見すべき展示物』を観ていけ」というコンセプトなようで、絶滅巨鳥エピオルニス(通称象鳥)などの大型骨格やペルーのクントゥル・ワシ遺跡で発見された南北アメリカ大陸最古の金製王冠、被爆直後に東京帝大の学術調査隊が長崎浦上天主堂で回収した「獅子頭」といった「被爆標本」に、昭和天皇旧蔵の山階鳥類研究所の所蔵する本剥製標本などがあるのだとか。


もう一つが2015年からやっているというギメ・ルーム開設記念展 「驚異の小部屋」の方は、もっと妙。

主展示物が「ケース」!

なんでも、
東京大学総合研究博物館は、仏リヨン市より、アジア美術の蒐集家として知られるエミール・ギメゆかりの古展示ケース6台の寄贈を受けた。「ギメ・ルーム」に設置された大型ガラス・ケースは、100年以上前にリヨンのギメ博物館のために特注されたものである。ギメの誂えたケースは、東アジアの文物を展示するため擬アジア様式で作られている。フランスにおける「ジャポニズム」の遺産として、特段の価値を有する所以である。

ということで、中身を入れて展示しているけど、ケースの方が重要という変な話。美術館に行って絵よりも額縁の方にすごい由緒があってね、と言われているような気分。

無料らしいので、丸の内でちょっと時間が余ったとき用に。



最近は東洋文庫でコスプレ衣装での撮影を許可するイベントがあったりして、古い洋館でポートレイト撮影、にはニーズがあるようですが、東京都庭園美術館の原型である旧朝香宮邸も、とても立派な洋館で、そこで自分の写真を撮ったりするとどこぞの財閥の一族にでもなったような写真になったりします。不定期にやっている「美術館内撮影可」公開を今やっているようです。

建物公開 旧朝香宮邸物語(東京都庭園美術館)


庭園美術館では、同時に

鹿島茂コレクション フランス絵本の世界

もやっているそうなので、館内どこでも撮影可、ではないようですが、立派なお屋敷でセルフポートレイトなんぞ、SNSやお見合い用によろしいのでは(笑)



これをマイナーというと語弊がありそうな、藤田嗣治ですが、展覧内容はマイナー志向。藤田作の絵画ではなく、本の挿絵のお仕事の紹介。

「没後50年 藤田嗣治 本のしごと−文字を装う絵の世界−」(目黒区美術館)

竹島夢二デザインの包装紙とか、岡本太郎デザインのコップみたいな「大量生産品」はなかなか展覧会に並ぶことはありませんが、これもそんな感じで「そんな仕事も手掛けていたのか」なテーマ。

20年代のフランスで出版された本の挿絵と、30〜40年代に日本で出版された本の挿絵と、50年代以降にフランスで大型豪華本の仕事をした際の挿絵ということで、世相や文化背景がバラエティに富んでいて面白そうです。



東大の所蔵品は、所蔵品を見せることが主題ではない展示をしているようですが、上野の科学博物館の方は、新たにこんなものを発掘したぞ!というのをやっているようです。

企画展「沖縄の旧石器時代が熱い!」


そこは、NHKがプッシュしている、「人体―神秘への挑戦―」を紹介しろという感じですが、そうじゃなくてこっち。

科博メルマガのこのエッセイを読んで「面白い!」と思わない人とは個人的にはお友達にはなれなさそうなので、とりあえずそういうことで。なお、全長1.4cmなら、最古の縄文土偶もそれくらいの大きさだから(何を張り合ってる)。

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◆ エッセイ ◆
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 沖縄の旧石器時代が熱い!                
            
                        人類研究部 藤田 祐樹
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 4月20日から始まった企画展「沖縄の旧石器時代が熱い!」。目玉は、なん
といっても世界最古の釣り針と石垣島の新たな旧石器時代人骨。個人的に見て
欲しいのは、沖縄旧石器人が食べた美味しいカニ(のハサミの部分)とウナギ
(の小さな骨)、沖縄旧石器人の暮らしを復元したアニメ、宮古島の旧石器時
代(かもしれない)の小さなヒトの歯…。展示されている遺物はどれもこれも
小さいけれど、貴重な大発見です。
 
 日本列島には旧石器時代遺跡が1万カ所以上ありますが、石器以外の遺物が
いろいろ見つかるのが沖縄の面白さ。ナウマンゾウもヘラジカもいない沖縄で、
旧石器人は川でカニを捕り、貝製釣り針でオオウナギを釣り、貝殻でビーズや
様々な道具を作っていました。そんな生活は、掘り上げた小さな骨を、目を
ショボショボさせて分類した結果、見えてきました。そんな小骨も展示してい
るので、皆さんも目をショボショボさせながらお楽しみください。さらに、
2万7千年前の遠い祖先(白保竿根田原洞穴遺跡の人骨)とご対面できるこの
機会をお見逃しなく。
 
 驚きの発見が続く沖縄の旧石器時代遺跡、その熱気あふれる数々の発見、研
究成果をお楽しみください! ちなみに世界最古の釣り針は、幅1.4cmと小さ
いので、悪しからず。だって、釣り針ですからね。魚の口に入るものですから
ね。
 


もうちょっと身近な自然科学系だと、井の頭自然文化園で都内に生きる鳥の展示が行われているそう

東京の鳥を知っていますか?(井の頭自然文化園)

東京の街中や近郊の環境の変化によって、ある種類の鳥は増え別な種類は減っているとか、飼育している鳥と園内に生息している鳥を中心に31種の鳴き声を聞き比べられるとか、巣箱観察ができるそうなのですが、リンク先に写真が出ている「鳥の一生すごろく」・・・ゴールにたどり着ける気がしねぇ。



個人的にメジャーかマイナーか区別がつかないのが、

「誕生30周年記念 ウォーリーをさがせ!展」(松屋銀座)


流行ったの、もうそんなに前になるのか、という印象だけど、今でも新しい本作ってるんですかね?



これはいったい何なんだろうと思ったのは、

「コンポジション−モノが持つルール−」展(ATELIER MUJI [東京都千代田区丸の内3-8-3 インフォス有楽町 無印良品 有楽町2F])

美術家がつくる指示書という作品組み立て説明書には、無印良品が開発、製造、販売している商品の用途とかけ離れた「こと」が書かれている。指示書というルールに従って、「もの」である商品を素材として作品をつくってみると、つくり手によってそのかたちはまちまちになりそうだ。想像と創造がかたちになるとき、自分も知らない自分に、ものを通して出会えるかもしれない。

ごめんなさい。なんだかよくわからないです。展示物は誰かが作った答えの一つでしかない、ということだとすると「自分の答え」を見つけにいかないといけないだろうが・・・



新しいミュージアム、というのもあって、仏教美術コレクションの展示のために作った半蔵門ミュージアム、というのも。

アメリカでオークションに出た運慶作(かもしれない?)金剛界大日如来像を日本の仏教団体が落札したというイベントがあって、落札後、しばらくトーハクに貸し出して展示したりしていたのですが、その団体真如苑が、自分たちで展示するようになったということらしい。入館無料らしいから、すぐ近くのカメラ博物館と一緒に「ただで学べる施設」の仲間入りでしょうか。



個人的な5月の予定としては、
国立極地研究所 南極・北極科学館館内行事などを案内するブログもあり)

と、出光美術館の「宋磁−神秘のやきもの−」、六本木ヒルズにある森美術館の15周年記念展「建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの」内覧会レポートに会場写真がいっぱい

なんかもいいなぁと思ってますが。

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