いーわん情報源 たまには日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 本「構図が分かれば絵画がわかる」

<<   作成日時 : 2013/12/02 22:33   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

私自身は、美術展で様々な絵を見ていても、それをある一つの視点から整理比較するとかいったことはせず、何となく見ているだけと言ってもいいわけですが、この本の著者は、とにかく「構図」。キャンバスの中に何をどう配置するか、風景をどう置く、人や物をどう置く、どの角度から見る、色をどう配置する、光源はどこにある、どういうポーズにする、そこに意味もある、という本です。

元々は、この書評を読んで購入を決めた本、

名画にはワケがある 『構図がわかれば絵画がわかる』(HONZ)


新書の帯も、「ムンクの『叫び』」を題材に、色づかいや、直線や曲線の違い、遠近感や、中に描かれている図形などが、「叫びだしたくなる不安」をどう表現しているかを説明していますが、


それ以外にも、垂直方向に描かれる「地球の重力」を示す描写や、補色効果で誘われる我々の視線、動きの描写などを解説したかと思いきや、

ステンドグラスを通る光が見せる風景や、

絵画を描く媒体としての意味しかないはずの「キャンバス」や「紙」などを使って描いているもの、

彫刻と絵画で用いられる人体表現に、仏像という表現手法など、様々な構図が語られて、ほぉ、そういう見方があるのか!というのをカラー図版多数で解説してもらえます。本人の研究の集大成的な位置づけなんだろうなぁ、と思わせる一冊です。


だからというか何というか、明らかに力が入っているのは人体。初めて目にした「美術解剖学」という学問の専門家である著者は、「きちんとした絵画には骨格がきちんと描かれている」と言っています。


これ、よく分かる。アニメやCGなどの人体、それこそ「萌え」みたいな女の子の絵でも、違和感のある絵では人体構造がおかしい。ありえないほど曲がった背骨とか、上半身と下半身が違う方を向いているとか、あれは折れてるだろという首、普通には繋がらない腕などがあると、その絵はやっぱり評判が悪い。だから、大きな本屋に行くとイラストの描き方みたいな教本として人体構造の解説書が売られている。絵の中に人体の骨を描くわけではないのに、見ている側には見えてしまう。

それと同じことが名画の中のに存在する三角形や、絵の中で導かれる視線の延長線上にあるものとか、滝の絵はただの水流にあらずとか、いろんなものから見えるのだよ、というのは面白い。またちょっと絵の見方が変わりそうです。




Amazonアソシエイト by 構図がわかれば絵画がわかる (光文社新書) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル


テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
本「構図が分かれば絵画がわかる」 いーわん情報源 たまには日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる