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zoom RSS 本:今いるメンバーで「大金星」を挙げるチームの法則――『ジャイアントキリング』の流儀

<<   作成日時 : 2012/12/07 22:04   >>

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これもまた、昨年の3人会でお話を伺った仲山さんの新刊。グループをチームに成長させる方法をマンガを題材に学ぼう!という本です。

講談社の本紹介ページ

GIANT KILLING(マンガの方)

ヒントのソムリエ 仲山考材 - 楽天ブログ

楽天大学

ジャイアントキリングとは、番狂わせとか、大金星とかいうニュアンスの言葉らしいですが、つまるところ

「格下がすごいパフォーマンスを発揮して誰もが思ってもいなかった結果を出してしまうこと」

そんなことが起こせれば格好いいし!楽しい!ワクワクする!・・・でもどうやって起こすの?


自分たちの中にはエース人材はいない。人手が十分に手当されているわけでもない。指示されたことはやるけど、それ以上働くやる気のあるやつもいない(少ない)。下手すりゃトップの方針はころころ変わり、どこに進めばいいのかよくわからない。でも、結果は求められている。

まるで上記のマンガ「ジャイアントキリング」に出てくる弱小のプロサッカーチーム「ETU(イースト・ トウキョウ・ユナイテッド)」みたいな組織はそこいら中にありそう。


そんな組織の蘇生策を、

リーダーが方向性を示し、その方向性にまとめあげ、皆のパフォーマンスを引き出して伸びていけばいいんじゃない?というのなら、それはそれで短期的に結果を出せるし、重要な解決方法でもある。多くはこの道を進む(私のいる組織もこの道を歩いている)。


しかし、それではジャイアントキリングは起こせない。ただ単に「出している力を結果を出しやすい形に揃えただけ」。

メンバーが、自分たちでこうなりたいと思ったステージに向かってお互い助け合いながら進んでいく状態になると、メンバーの個の力の合計値を超えた力が発揮されるようになって、ジャイアントキリングを起こせる!

そんなチームを作りたい人に向けた本です。最後まで登ると4つになるステージのそれぞれで、メンバーに対してどのように働きかけるか、1.1力、凸凹力などの7つの力をどのように組み合わせてパフォーマンスを上げていくか、を解説してくれます。


ただ、この本には一つ用法上の注意が。
この最終段階を目指すためには、必ず、軋轢によるパフォーマンス低下(ストーミング)期を抜けないといけないということ。つまり、これを始めると、最初の段階よりも悪い状態になる可能性が高く、その一時的低下の出血に耐えて先に突破するだけの腹をくくれるか、余裕があるか、を見極めてから行うようにしないと、空中分解もしくはやりきれずに挫折する危険があります。

マンガにも、

「解任までに何連敗できる?」

という主人公(チームの監督)のセリフが出てくるけど、それくらいの覚悟をもって中期で「勝てるチーム」を作る方法論です。即効性を求める読者からは迂遠すぎると批判が出るでしょう。

でもって、そんな苦労をしても、永遠に「ジャイアントキリングを起こし続ける組織」なんてものは作れない。何せ「大金星をあげる」ことが普通になったら、それは「金星」じゃないから。組織の実力が上がれば期待値も上がり、今までと同じ結果ではいけなくなる。メンバーも増えたりして、チームの最終段階の結束やピースのはまり具合も崩れてしまう。そこで、再び今までのサイクルを最初から(とはいえ、そのサイクルは以前よりも速く回せるだろうが)やり直すことをいとわず出来るか。

そこまで出来るなら真に成長し続ける組織ができるけど、やってみる気はあるかい?という挑発の書です。さすが、メンバーを逆なでするような言葉がちりばめられたマンガを題材にした本だけのことはあります。


仲山さんから、できれば事前にマンガを4巻まで読んで!と言われたので、10年ぶりくらいにマンガ喫茶を訪問。正直、騙された!と思いました。4巻では切りが悪すぎる。試合の続きが気になって終われない!というわけで、「ある程度チームが形になったところに新規加入者が来る」6巻まで読むのを推奨。25巻(現時点での最新刊)まで読む羽目になるかどうかは個人のお好みで。


本に関してはこんな番組も予定されているようなので、興味を持った方はまずは観てみるのもいいかもしれませんね。

仲山進也 × 伊藤羊一 「ジャイアントキリングに学ぶ『大金星を挙げる組織経営』」 12月8日(土)18時30分からニコ生中継!(現代ビジネスからのお知らせ)


さて、この本は、先日の

本「『たった1人』を確実に振り向かせると、100万人に届く。」(2012/11/27)

とセットで、「Webサイン会」(書店のサイトにネット通販で「サイン本」を注文。購入者の名前とかの情報が著者の元に行き、著者は本に宛名入りでサインを行い、書店に戻され、書店から購入者に送られてくる、というかなり経費のかかりそうな仕組)で買ったのですが、

続けて読んで、「2冊セットで読むのはおすすめかも」という気になりました。

阪本さんの本は、あなたのビジネスは何をコアにするのか、どのように売るのかを考えさせるための本。

仲山さんの本は、あなたのビジネスを仲間とどのように働くことで実現していくかの方法論を示す本。

仲山さんの本で前提というか枠として設定する必要が出てくる「チームの目標や目指すべきもの」は、阪本さんの本の中でワークして導き出されてくるもの。小回りの利く、有機的に動くチームでビジネスするためのセットと言えそうです。





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