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zoom RSS SpaceBallを見てきた(ネタバレあり)

<<   作成日時 : 2012/12/19 22:07   >>

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有楽町で期間限定で上映しているSpaceBall。全天球映像(180度の映像は多いけど、足元にまで映像を出そうとすることはなかなか無いものねぇ)で宇宙体験、というと、宇宙映像をざっと見せるだけかと思いましたが、実は「宇宙観」の映画でした。


大平さん自身がtwitterで紹介しているように、惑星の映像などをこのように作っていて、

そうした映像を見ることができます。

でもって、最初、種子島から発射されるロケットが宇宙へ飛んでいく映像はかなりすごい。実際にはないはずなのだけど、ロケットの振動が伝わってきそうな感じ。外にも音が漏れているほどで、このロケットの音はかなり迫力があります。

宇宙へ行き、太陽系を旅し、宇宙の果てを目指す。若干駆け足に感じるけど、それぞれの映像はよく出来ていて、綺麗。

私が行ったとき、周囲の人たちは、やはり正面を見てしまうため、あまり見まわしてはいないようだったけど、実際には、床の下(シアターは天球で、ガラスの床が中に設置され、我々はそれに乗っているイメージ)にも星空などの映像が出ていて、しばらく真下だけ見ているようにすると、浮いている感じが味わえたりもする。

真っ暗闇で音の反響の無い部屋に立たせておくと感覚がおかしくなって立っていられなくなる、という話があるけど、真下だけ何十分も見ていたらそんな風になるのではないかという気になります。


で、種子島の地上から、130億光年を超える遠くまで(右上の方にずっと距離の数字が示され続けるのだけど)まで到達したと思ったら、謎めいた第4章が。

帰ってきたら、ちょうど大平さんがtwitterでこんなことを。


現実に宇宙飛行体験できる人こそ限られているが、少なくともISS高度までは豊富な写真や映像が溢れているのであり、中途半端ではお客さんの目を納得させることはできない。だから、とにかく実写画像を多数見て、写真と実体験の差異も脳内で補完しながら、本物の質感に少しでも近づけるようこだわった

本作は4章に分かれているが、科学的事実を描いた3章までであれば、映像の出来具合や全天球の臨場感を別としても、今まで科学館や教育プログラムで描かれていることの焼き直しにすぎない。僕自身の思いがこもったのは、最後の4章である。そこにこそ、僕ならではの要素が含まれている。

もしかすると、来場者の多くの皆さんは、全天球の臨場感と美しい映像だけで十分だ。科学を離れ、やもすると奇怪でもある4章は余計だと思う方もいるかもしれない。それは美しい宇宙映像番組自体がまだ十分認知されていない現状では、仕方のないことかもしれない。少し先走り過ぎ、というか・・

けれど、せっかくテレビ東京という局が、この分野に、業者丸投げでもなく、局のメンバーが力を注ぐからには、一過性の満足や感動だけではない要素を盛り込みたかった。つまり、一度だけではなく、何度も見るうちに、その意味が次第に解されてきたり、或いは人による様々な解釈が生まれたり。

INFINITYは今後も成長させていきたいと思うが、まずはその世界観を、単に映像の美しさを超えて少しでも感じてほしいと思う。あと、今後は他の人に任せてもいいと思ってきたけど、やはり次作も自分でやりたいなあと思います。描きたいことってそれなりに出てくるものです(笑)

だから、お客さんの感想が、映像が美しかった、宇宙は素晴らしかったでは僕の目的はまるで達成できていません。宇宙のヤバさに触れ、自らを問う所までもっていきたい。見終わったお客さんが笑顔でいたら、作品は失敗なんです。目が泳ぎ、視線が定まらない感じが目標です。

宇宙には果てはない。果てまでの距離は無限大である。その無限大の上には、ゼロがある。ゼロは一階層上の世界の最小粒子である。ゼロの無限大集合が、上世界の、謎の生命体(植生)の細胞のひとつをなしている。これが僕の提示したINFINITY世界観。スペースボールで体験なさい。

存在しない宇宙の壁。無限大とゼロの間の壁は紙一重であると同時に途方もなく大きい。それは決して超えてはならない壁だ。みなさんはそこを超えるのであるから、ヤバいのである。

あの海岸は、この宇宙のどこでもないのだ。宇宙の外にある。そこは一見地球のように見えるが、まるで違う高次元世界である。われわれの宇宙は、その海岸に咲いている一輪の花に含まれる素粒子の中に含まれているゼロ粒子に過ぎないのだ。



うむ。そう、「綺麗だったねぇー」では出てこれないのであります。はっきり言って「あれは何だ」というのが第4章。

究極の遠方(宇宙の果て)から素粒子を通り抜けて、身近な(?)異世界に通じるイメージが提示されるので、はっきり言ってポカーンなのです。

宇宙の万物は一切、極小の粒の中にある、みたいな宇宙観は、以前に仏教の教えの中にあると聴いたことがあるのだけど(うまく探せないけど、こんな記事もあった)、それに近い印象。

それを結ぶのがInfinity ”∞”表裏のないメビウスの輪のように、宇宙の果てと自分が行ったり来たりする感じ。


私の数少ない経験の中での話ですが、星空を見上げていると、地面から見上げている状態から星空の方に引っ張られる。天空に吸い上げられる気分になったりすることもあるのですが、それを突き詰めて、

空を見上げ、星を見、宇宙の果てのそのまた先に想いを馳せる、その瞬間に、その馳せた自分と宇宙は同化して、宇宙の隅々までが「自分」になる、本来の自分は、全宇宙のほんの小さな一粒なのだけど、その一粒が認識しているから全宇宙も存在する、

そんなイメージなのですかね。時間にしてほんの1分か2分のはずですが、これはかなり厄介な映像でした。






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