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zoom RSS 三井の「日本美術デザイン大辞展」に行ってきた

<<   作成日時 : 2012/08/08 12:43   >>

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夏休みになると、子供たちというか、あまり美術に詳しくない人たち向け?と思われる企画が展覧会にかかるのか、今年は、そんな展覧会が目につきます。

毎年ジブリに乗っ取られる?東京都現代美術館は今年は特撮博物館だし、

美術館で旅行!(山種美術館)

おもしろびじゅつ ワンダーランド(サントリー美術館)

ア!教科書で見たゾ(東洋文庫ミュージアム)

など。これもその系統の企画なのでは。三井記念美術館で、日本美術の解説文に出てくる小難しい単語の意味を「実物を使って」解説する展覧会をやっているというので見に行ってきました。

三井記念美術館


正式には、「美術の遊びとこころV 三井版 日本美術デザイン大辞展」。位置づけは自分のところの所蔵品を出す「コレクション展」(一部他からも借りてきたそうですが)です。

「あ」の赤絵、葦手絵から、「わ」の椀と碗の違いまで順番に、

「印材」が出てくるかと思えば、「甲冑」が展示され、

「繧繝彩色(うんげんざいしき)」とは「グラデーション」のことであるということに納得したかと思えば、

半分ずつに違うデザインを施すことを「片身替り(かたみがわり)」と言う、といった感じ。


絵に描かれる「鐘馗(しょうき)さま」や「郭子儀(かくしぎ)」とは誰なのかとか、

「お星さまきらきら、金銀砂子」と歌われる「砂子」とは「紙に散らされた金箔模様」のことだとか、

「松竹梅と鶴亀」が全部セットになっている模様を「蓬莱山」というとか、

「瓔珞(ようらく)」という言葉は、サンスクリット語で「真珠の首飾り」を意味する言葉の漢語訳であるとか、

ある物語の舞台や背景、もしくは印象的な小物などを描くけど、肝心の人物を描かない(つまり見る人に教養がないと絵の意味が分からない)描き方のことを「留守文様」というとか、

陶磁器から、絵画から、書から、刀剣、服飾、根付などの小物までなんでも出てくる盛りだくさんの展覧会になっています。


漢字が8文字も10文字も並んで、見ているものをげんなりさせる美術品の名前のネーミングの法則とか、

美術雑学が書かれたコラムも会場には貼り出されているので、その辺もお見逃しなく。

中国の24の孝子(親孝行な子供)のエピソードが全部書かれているパネルなんて、全部読んだ人は私以外に何人いるんだろう(笑)


というわけで、自由研究のネタなどにも使えそうな、お勉強になる展覧会。なかなか面白いです。



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先日の日本美術デザイン大辞展もそういう傾向があると思っているのだけど、夏休みということで、いつもの美術ファンでない層へのアプローチを狙った展覧会が開かれていて、多分、これが一番敷居を低くしたものではないかな。アトラクション感覚で楽しめるものをやっています。 ...続きを見る
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2012/08/13 23:13

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