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zoom RSS 本「良い戦略、悪い戦略」

<<   作成日時 : 2012/08/22 22:56   >>

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良い、悪いと来たら「普通の戦略」と思い浮かべてしまう世代ですが、アメリカの大学で戦略の研究に従事している著者による一般向け戦略論の本だというので読んでみることにしました。


『良い戦略、悪い戦略』リチャード・P・ルメルト・著 Vol.2905(「ビジネスブックマラソン」バックナンバーズ)


戦略(Wikipedia)

によると、この用語は「特定の目標を達成するために、長期的視野と複合思考で力や資源を総合的に運用する技術・科学」という意味であるとありますが、


この本が「良い戦略」と呼ぶものは、

その戦略立案者にとって向かうべき正しいゴールが設定され、自らの持つどういうリソースを投入して、いかなる道筋を歩んで、そこを目指すかを明確にしたもの

ということになるようです。

なので、良い戦略というものは、

●ちゃんと自分の置かれている状況を診断出来る
●自分の譲れない線を、基本方針として持っている
●向かうべき場所に対して、どういう行動をとるかのレベルまで落とし込むことができる

の3つができない人には立てられない、というセオリーを、

大量の「悪い戦略」から導き出している本ということができます。



間違った目標を目指してしまったら論外(その後いくら努力を払っても問題解決に至らない)。

よって、自分の状況を改善するために何を目指さないといけないのかを絞り込めるか(自分を取り巻く状況の中で一番の問題は何かを見極められるか)どうかが先ず大事。各論併記や二兎を追う戦略もダメ。

自分たちがどのように進むつもりなのかの「コア」の明確化は、「目的のためにはどんな手段でも」やればいいといった動き(ブレ)が出ないようにするために大事。逆に、この線が守られないのであればこの案件には手を出さない、みたいな最終防衛ラインも作られる。

結果、ある目標に向かうために、

自分たちは何を持っていて、何を準備して、どのように扱えばいいのか、という部分が立てられれば、それは「良い戦略」になる。


「2年で売上5倍!」でも「どうやって?」・・・下手すると「気合!」とか言い返されるケースなどを「悪い戦略」としてぶった斬って(まぁ、普通そういうものを「夢」というのならともかく、「戦略」とは呼ばないと思うが)、

悪い戦略になってしまう計画が陥りがちなポイントと、良い戦略になるためにどう考えたらいいのかの解説をしています。

というわけで、個人的にぐさぐさ来るのは、「悪い戦略4つのポイント」

●空疎である
華美な言葉、難解な表現でそれらしく見せかけているだけ

●重大な問題に取り組まない
問題認識を間違えている

●目標を戦略と取り違えている
単に願望や希望的観測を語っている

●間違った戦略目標を掲げている
重大な問題と無関係、実行不能なものを行っている


本でぶった斬られている「毎年の予算とともに立てられる『戦略』」の数々を思い出すにつけ、ため息しか出ません。


結局は、自己認識、現状分析をきちんと出来て、自分は何を達成すればいいのかを冷静に導き出せればよい、ということになりそうですが、確かにこれは難しいですね。


他の方のまとめや、著者のブログにもいろいろヒントがありそうです。

Strategy Land

書籍 良い戦略、悪い戦略/リチャード・P・ルメルト(著)(「最高のゴール」を目指して!)



良い戦略、悪い戦略
日本経済新聞出版社
リチャード・P・ルメルト

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