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zoom RSS 「ひっくりかえる展」に行ってきた

<<   作成日時 : 2012/06/07 21:33   >>

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このブログの「展覧会」カテゴリで現代アートを取り上げることは少ないのですが、見ないわけではありません。大抵の場合、もやもやして感想が書けない、ということでスルーされています。でも、「いつもならやらないこと」にチャレンジしないと、この展覧会に行ったことにならない気がします。


一度チケットを購入すると、同じ展示をしている間は再訪が可能、という珍しい仕組みを持つ

ワタリウム美術館

で行われている「ひっくりかえる展」。

画像


価値を代える
そもそもに還る
見方を変える
ひっくりかえる


という言葉に引かれ、何をひっくり返そうとしているのだろう、というのが興味の中心。

キュレーションを行っているのが、チン↑ポムという集団で、

渋谷駅の岡本太郎の壁画に勝手に絵を描き足したパフォーマンスで報道されたりしていました。

LEVEL 7 feat. 明日の神話

※↑ちなみに、この「描き足された壁画」もこの展覧会で展示されています。


上記の作品を含む、彼らの作品と、それ以外に、フランスやロシア、カナダなどの、路上や街中でアートを行う人たちの作品が展示されています。

↓こんな人たち。

VOINA

ADBUSTERS

Finger Pointing Worker (指差作業員)


他にも、The Yes menという集団が行った「こんなことが起きたらいいな、という記事で埋め尽くされた新聞を10万部ニューヨークでばら撒く」プロジェクトとか、

1950年頃、広島の原爆被害を「報道できない」時代に、ゲリラ的に「原爆被害を描いた絵巻物」の展覧会を開くことで悲惨さを知らしめたプロジェクトとか。


つまり、「普段なら美術館の中に展示されない」ものが展示されているのが、今回個人的にいちばん「ひっくりかえった」話になります。


そう考えるととんでもない展示ばかりです。

壁の炎上痕(美術館の壁が!)

円陣を組んで気合100連発を行っている人たちの動画(美術館は静寂に、ではないの!)

行儀よく、評価の(ある程度)定まったものを見る、とはまるで対極の観賞シーンに出会うことができます。よくもまぁ、こんなアイデアを考え付いたものだよなぁ、という感じですね。


ただ、「観に来た人の価値観を変えられるか」には個人的に疑問が。

多分、これを観に行こうと思う段階で、その人は間違いなく「普通じゃない」。

今回の作者たちは、それを分かっているからこそ、「美術館の外で」、「普通の人の目に触れるように」パフォーマンスしているわけで、

美術館の中に置かれたものをわざわざ観に行く段階で、その人は「作者たちの『ひっくりかえった』もしくは『ひっくりかえした後で生み出そうとしている』価値観」に最初から共鳴しており、観終わっても「で、何がひっくりかえるの?」になるのではないかと思う。


個人的にこの展覧会全体を見渡して感じたのは、

”災害とか事故、貧困などの悲惨な状況があっても、元気なものは元気だし、ダメなものはどうしようもないし、傍観者と当事者には隔たりがあるし、やる人とやらない人がいる。

でも、その両者は簡単に入れ替わるし、下手すると状況を選べない。まぁ、楽しくやろうよ。”

なのだけど、客観的には変な感想だよなぁ。


最後に、一番上のフロア(2F→3F→4Fの順番で観る)では、

Inside Out Project(JR)

JRのTED Prize wish:アートを通して世界をひっくり返す

が観られます。巨大な目玉を中心にした顔写真アート・・・晩年に目玉の作品を多く作った岡本太郎が観たら何と言うのかきいてみたかった。





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