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zoom RSS 本「仏教の名言100」

<<   作成日時 : 2010/12/27 22:29   >>

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悟りに至る道について語る言葉をエッセンスで安易に学ぼうとすること自体、悟りにかけ離れた行為、という気がしますが、世界三大宗教と言えども、先ずは教義への取っ付きを良くして、興味を持ってくれる人を増やさないといけないのでしょうね。


仏教の名言といっても、ブッダの言葉でもなければ、中国辺りの高僧の言葉というわけでもなく、日本の仏教者の発言。33人の100の言葉を挙げて、その言葉の背景や意味するところを見開きで解説、という本です。

のっけから政治家の聖徳太子の言葉の引用から始まり、最澄、空海などの大宗派の開祖となった方から、吉田兼好、種田山頭火などの文芸者、一休さん、良寛さんや、因幡の源左のような市井の人まで、様々な人が話した含蓄のある言葉が選ばれています。


浄土真宗の人なら誰でも知っている「朝には紅顔ありて夕には白骨となれる身なり」とか、

宗教としてより文学で習ってしまう「行く川の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」、

対話を背景として語られた言葉や、伝承上の発言など。

また、各宗派での大事な教義である、「他力本願」、「悪人正機」とか「あるべきやうわ」のような言葉や、

「身を捨ててこそ」みたいな喝を入れる言葉がちりばめられているので、読み方によってはちょっとした自己啓発本みたいに扱うこともできそうです。


例えば、

「学問というとも、生死を離るるばかりの学問は得すまじ 聖教を見るとも、生死を離るるばかりの聖教を見るべしとも覚えず」(法然)


とは、「学問と言っても、人の生き死に(人として成仏に至る法)に繋がらないものは意味がない。経典を表面的に知識としてみるだけならばそれを学んでも意味がない。」という意味らしいけど、


実践を伴わない知識だけの勉強は役に立たない、と捉えればもっと広い領域で有効な言葉だろうし、


比較的多く取り上げられる言い方として、

「それ(念仏でも座禅でも修行でも何でもいいけど)をやったらどうなるのかと理屈を考えている暇があったら、とにかく実行してみるべし」

という意味あいの言葉があるのだけど、これも多くの問題で有効かな、と。


しかし、日本の仏教者限定なのに、知らない人の多いこと。禅の宗派には詳しくないので、そのせいかとも思うのですが、こういうことを言った人もいるのか、という意味ではいい取っ掛かり本なのかもしれません。


そういえば、

気は長く勤めは堅く色薄く 食細うして心ひろかれ(天海)

が取り上げられていたけど、私自身は、地元の小学生だったときに、


「気は長く、心は丸く、腹は立てず、人は大きく、己は小さく。」

をデフォルメした(細長い「気」、丸っこい字の「心」、横に寝ている「腹」、大きな「人」とちょこんと書かれた「己」の五文字が書かれている)揮毫が飾られていて、授業で意味を習ったことが。

これって、オリジナルの言葉があってバリエーションが存在している、ということなのかな?


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