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zoom RSS 本「プラットフォーム戦略」

<<   作成日時 : 2010/10/17 21:07   >>

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現代の成功企業は、「プラットフォーム」という場を作ることで成功している!ということがどういうことなのかが知りたくて、手に取った本。小売店舗を大量に集積したおかげで何でも買えるようになった楽天市場や、iPodという商品ではなくiTunesという配信システムを押さえていることが競争力の源泉であるApple、物を販売する仕組みを提供する企業と化したAmazonなどの仕組みがプラットフォームになるそうです。


で、そのプラットフォーム戦略を説明するのに、合コンの幹事を持ってきたのは、導入として分かりやすかった。

幹事は、場の準備をし、男性グループと女性グループの交流促進を行うための施策(イベントを仕掛けたり、満遍なく会話が出来るように配慮したり)を打ったり、上手くいかなかった人を集めて次の企画を立てたりします。それこそがプラットフォーム。

幹事がプラットフォームをコントロールしているということは、

合コンの参加者や、それぞれの好みなどの情報を幹事が一手におさめているということ。勉強会主催者になることで人脈が作れる!とか言う話と同じロジックですね。


これに似た役割をビジネスでやろう、ということで、場を作り出すビジネスに注力するのがプラットフォーム戦略。

これを、プラットフォームを作り出そうとする側と、誰かのプラットフォームに乗っかる側に分けて、それぞれがどういう行動をとればいいか、どういう注意点があるかを解説しています。


例えば、こんな感じ。

プラットフォームを作る側は、自分の強みに集中投資してブランドを確立し、質の良い参加者を確保。コンテンツを用意して、参加者にメリットを与えつつ、参加者同士がやり取りする全ての情報を握ることで、その後の展開を行うためのアドバンテージを得る。ただし、参加者が望んでいることに対する読みを誤ると一気に廃れてしまうことがある。


プラットフォームに参加する側は、プラットフォーム提供者が提供するインフラなどを利用することで主にコスト削減などのメリットを享受できるが、そのプラットフォームが「勝ち組」になると、「参加者が逃げられない」ということを背景に、プラットフォーム提供者が参加者に対して条件をつりあげる横暴さを見せることがある、という公理?を理解して参加しないと危険である。


でもって、

プラットフォーム参加者は、情報の管理や同一プラットフォーム上の競合との競争条件がどうなるかといった条件をよく検討して、契約などをきちんと精査して参加すべきであり、「横暴」が始まるようなら、フリー化、オープン化で対抗する。

プラットフォーム提供者側は、参加者がオープン化などで対抗してきても、自らの「プラットフォームの価値」を失わないよう、常にプラットフォームを革新し続けないといけない。

と続くようです。

企業法務パーソンも知っておくべき戦略 ―「プラットフォーム戦略」平野敦士カール、アンドレイ・ハギウ(風にころがる企業ホーマー)

でも書かれていますが、このプラットフォーム戦略の世界では、契約における予防措置を講じることができるかどうか、がそれなりに事態を左右する可能性があり、


コスト削減などを目的として、自社のビジネスが他社の仕組みを利用することを企図した場合の契約書の相談が来たら、この「プラットフォーム戦略」を思い出して、チェック&アドバイスポイントを増やしてあげるのが良さそうです。

得てして目先の利益(容易に集客できる、間接費などが削減できる)に目がくらむと、長期的にビジネスの競争力が失われるかもしれない、などということは思考の範囲外になっているので、「ビジネスとして本当にやってしまって、当社の強みを失ったりしないですか?」という第三者の質問で、少しくらいは「はっ」とさせるのもスタッフの役割ですからね。


プラットフォーム戦略
東洋経済新報社
平野 敦士 カール


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