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zoom RSS 本「オンリーワン ずっと宇宙に行きたかった」

<<   作成日時 : 2010/09/07 23:50   >>

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半年の国際宇宙ステーション滞在で様々なミッションをこなした野口聡一さんが、最初のスペースシャトルミッションで宇宙に行くまでのことを綴った本を読んでみました。

野口さんのtwitterアカウント

野口聡一:JAXAの宇宙飛行士 - 宇宙ステーション・きぼう広報・情報センター - JAXA

宇宙滞在中の野口さん、山崎さんも随分と身近になりました(2010/04/14)


今回手にとったのは2009年、宇宙滞在出発直前に出た文庫版で、2005年にスペースシャトルで2週間の宇宙行きミッションに行った後に、それまでを振り返って書いた自伝に、その後宇宙ステーション滞在に至るまでの4年間を綴った第10章を加筆したもの。


宇宙への興味をかきたてた子ども時代のきっかけ、

宇宙に行くという目的での進路指導や、その延長線で入社したIHIでの会社生活、

宇宙飛行士選抜をパスして一変する生活、訓練の日々、

シャトルミッションに選ばれ、

でも、コロンビアの空中爆発事故で準備は中断し、再開を待つ焦燥の日々、

無事に宇宙に行き、そしてそこから見た地球、

が描かれています。


ヤマトや999などのアニメで興味を持ち、立花さんの「宇宙からの帰還」を読み、というあたりはほぼ同世代として、よく分かる気がしますが、

その後、高校の進路指導で宇宙飛行士を目指す方針で大学を選択し、航空分野・エンジンを学んで、JAXAの宇宙飛行士選抜を受けるに至る経緯は、なかなか非凡。

何かを目指し続けていると、あるとき、一瞬だけチャンスが巡ってきて、それをきちんと掴むと、宇宙飛行士みたいなものでも慣れるんだな、というのがよく分かります。星出さんもそんな感じでしたものね。


宇宙飛行士に憧れる男の子だったこともある私としては、楽しいこと辛いこと誇らしいことに無力なことがない交ぜになるその道のりがあって、「宇宙に行く一瞬」があるのだな、というのがよく分かる本でした。

で、関西DNAの発露なのかこの本の文体が妙に読みやすい。文章が完全にしゃべり口調というわけでもない(多少そういう部分はある)のですが、なんか全編にわたって「あれはこうだったんだよねー」みたいなお話を聞いているような気分になる不思議な感じ。長期滞在で、何度かインタビューの映像などを観た後に読んでいるからなのでしょうか?

内容的にも、

「宇宙飛行士にならないほうがいい十の理由」とか、

スペースシャトルミッション時にお嬢さんがお見送りで「お土産ね〜」と送り出してくれた描写の後に、

「宇宙ステーションで、宇宙まんじゅうとか探してみたんだけど、売ってなかったんだよ、ごめんね。」と落とす表現などが、親しみやすい印象に寄与しているのでしょうね。


まだまだ、長い長い訓練の果てに限られた椅子を勝ち取る形でしか行くことができない「宇宙空間」に行った(人類全体に比せば)数少ない人物として、真空の宇宙空間と、宇宙服一つ隔てるだけで対峙することになる船外活動で自らが感じた感覚を我々に伝えるために書かれた本。

その感想は、いつもあるとその有難みに対する感謝が薄れてしまうのだな、ということを思い出させてくれます。




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