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<<   作成日時 : 2010/05/09 21:25   >>

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昨年の夏、評判を聞いて行きたかったのだけど、結局行けなかった映画。とうとう、映画を見るよりも先に小説で読んでしまいました(以下、いまさらですが話の筋に言及しています)。

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健二は数学の才能はあるがちょっと自分に自信が持てない高校生。高校の憧れのマドンナ夏希先輩に、4日間の帰省に彼氏役として同行するバイトを頼まれ、曾祖母の住む田舎に集まった一族と夏休みを過ごすことに、

という日本の伝統的?な夏の風景と、

全世界で10億人が利用するネットワークサービス"OZ"を舞台に、他人のアカウントを奪って現実世界に混乱を巻き起こすAIとの対決、

という近未来的な出来事が交じり合う物語。

小説を読んだあとで、映画と何が違うのかを確かめるために、DVDを借りてきて観ました。


結論から言うと、映画版よりも小説版は「主人公とヒロインの恋愛」にもうちょっと軸足を傾けている感じ。なので、小説の方には、主人公やヒロインの性格や環境、考えていることが映画版よりも書き足されているようです。

その関係もあって、小説版の方が健二君&夏希さんがもうちょっと主人公っぽく見えるかな。映画版では、健二君、最初の「偽フィアンセ」と最後の見せ場以外では舞台回しの役どころで、夏希さんに至ってはほとんど空気で、唐突に見える行動も。そもそも何で花札の勝負師になったか映画内で説明されていましたっけ?「陣内家」という集団が主人公で、その中に埋もれてしまうのはいいんだけど、キングカズマの方が明らかにメイン扱いだろ、と。


まぁこれは、このストーリーの中で扱っている大量の物語情報をほぼ映像だけで送り込んでいる結果であって、

健二自身が、いつもと違う環境や出来事の中で成長することや、

自らの力が認められているOZの世界の方に居場所を求めがちに見えるカズマが、自分の家族との絆に目覚めて行く様子や、

隠し子として疎まれて少し斜に構えたところのある侘助が、家族として扱ってくれた義母に対してもつ不器用な愛情や、

大家族の長として生き、死んで行く栄おばあちゃんの生き様と、残された家族が受け継いで行くものや、

一族の皆が、それぞれの想いで生き、またそれをぶつけ合う様子などを、濃密に映像で描写しているおかげで、見る人によって感情移入ポイントをどこかに見出せる、ということになっているのかもしれません。ただ、そのために、一度に流されてしまうと全部を追いきれない気が・・・


私は、一族が揃って何かするような経験をほとんど持っていないので、この物語では健二君が一番近い存在。だから、どうしても彼の視点で世界に入ってしまいます。

そのせいもあって、小説で2回、映画でも2回(ついでに言えば、その4箇所は全部異なるシーン。文章の方が泣けるポイントと映像で見せられるから泣けるポイントがあるということかな)涙を流した私が、このお話の中で好きなシーンは、実は小説版の方。

健二と栄の花札勝負での会話と、ラストシーン。どうやら、恋愛に関しては直裁に話が進むよりも、もうちょっと余韻のある話の方が好きみたいです。



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数学と現実の違い(サマーウォーズその2)
昨日の続き。映画版をレンタルで一回見ただけなので、うろ覚えなのですが、映画と小説で決定的に違うなぁ、と思った台詞が1つ(まぁ、設定やら話の進行で違う点はいくつもあるのですが)。 ...続きを見る
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2010/05/10 21:48

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