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zoom RSS 本「NHKスペシャル MEGAQUAKE 巨大地震」

<<   作成日時 : 2010/03/29 22:42   >>

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本の薄さを考えると値段が高い気はするのですが...NHKの番組取材を書籍化した本。巨大地震のメカニズムと被害予測、対策について書かれています。

番組のサイトはこちら↓で、
NHKスペシャル【MEGAQUAKE 巨大地震】

書籍のサイトはこちら↓
NHKスペシャル「MEGAQUAKE」/主婦と生活社


地震のメカニズムとして、アスペリティというものがあって、そこがエネルギーを貯め込むことで、大地震の破壊的エネルギーの源になっているかもしれないとか、

関東平野をはじめ、日本の平野部のように、火山灰の地層(柔らかい岩盤)が厚く堆積している地域では、大地震の地震波が長いことその地層内で揺れ続けるために、長時間の地震になる可能性があるとか、

地震もエネルギーの波なので、共振現象が発生することで揺れが増幅する(つまり被害が大きくなる)ことがある。特に、高層ビルや大型施設(コンビナートとか)を共振させるような長周期地震動というものへの対策はまだ端緒についたばかりだとか、

50cmの津波とは、ひざ丈まで洗う「高潮」ではなく、50cmの高さで押し寄せる「水流」であって、その圧力では人は押し流されてしまうこと。1m、2mといった津波では車等も流されていくので、そのようなものが水とともにぶつかってくることでさらに破壊力を増すとか、

ひとたび、津波が都市の中に入ってきたら、コンクリートの建物を縫う路地を伝い、大通りで合流することで水の流れの力が増すという危険があるとか、


最近の研究によって分かってきた、「都市を襲う危険」に関する啓発を目的にした番組でしたけど、その番組の中で使われたCGや、解説を、書籍として読めるので、「一瞬で流れてしまう放送」よりはじっくり見ることができるのがメリットでしょうかね。


面白かったのは、おまけとして、

寺田寅彦が100年前に書いた随筆「天災と国防」も完全収録。


そのものズバリの表現はないものの、「天災は忘れた頃にやってくる」という警句の元ネタみたいなものなのだそう。



どうやら、今回の番組と本の主張をまとめるとこんな感じなのかも。


文明が進んだ現在、かつてのような大被害はもう起きないと皆が思いたがっているが、実はそうではない。文明が進んだゆえの新しい被害の様相が生じる危険性が高まっていることが分かってきている。新技術が旧来の損害を小さくしている部分は確かにあるが、新技術が無かったときには気付かなかった損害が発生するようなので、そうしたリスクとどう付き合うかはよく考えておいた方がいい。

あと、その地域の言い伝えには防災に役立つ情報があるから、昔はそういう災害があった場所かもしれないけど、と馬鹿にせず、もしかしたらそういうことが起きる場所なのかも、と頭の隅に入れておこう。




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