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zoom RSS 本「あの演説はなぜ人を動かしたのか」

<<   作成日時 : 2009/11/20 22:06   >>

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先日、パーティの席で川上さんにお会いしたときにご本人からいただいた本。今回の本は新書で、演説がテーマだけど、そのストーリーの作り方に潜む黄金律を見習え、という本。

本「仕事はストーリーで動かそう」(2008/12/13)

でも書いているとおり

困難な目標を目指して頑張っている話とか、いつかの喪失感を埋めるべく未来の何かを作り出す話とか、とんでもなく遠い目標へ小さく一歩一歩進んでいる話、といった短いエピソードを作ると訴求する、ということなのかな、という気がしますが、


これがまさに黄金律。で、これがかちっとハマって、多くの人への訴えかけに成功した演説を取り上げて、それがどのようにこの黄金律に沿っているかを分析する本。

で、「多くの人への訴えかけ」というものが一番目立つ形で現れてくるのが政治であるため、取り上げられているのはキング牧師以外は全て政治家のもの。オバマにブッシュジュニア、ケネディやルーズベルト、日本からは、演説の得意な田中角栄と小泉純一郎(敬称略)という具合です。

で、この演説の文章を見ながら、歴史的・社会的背景も混ぜつつどこが「聴衆」にウケたのかを解説する趣向です。まぁ、文章が日本語訳を使うため、英語演説におけるテンポ(繰り返しの多用については解説で言及されている)みたいなものは比較的無視されることになるが、この本の趣旨は、「ウケる演説にはストーリーが重要」であるため、言葉選びなどのレトリックは類書をご覧ください、になるのでしょうね。


というわけで、困難な状況や強大な敵が目の前にそびえたっていて、それを越えて皆が進むべきだと、そこに自分の示す道への支持が必要だと、その目指すところに向かって進む自分のストーリーと聴衆の(誰かの、であったりある特定層の一般論だったりの違いはあるが)ストーリーを重ねる形で訴えると非常な力を持つ、というのがこの本の結論。


ある意味ロールプレイングゲームの主人公のようなプロットだと思えばいいわけですが、

言い方は悪いですけど、

確かにあの主人公のような現実がある!
達成した際のカタルシスがある!
そう信じられるような提示のされ方をしてしまうと、

批判的に見ることは難しくて、乗せられ易いかもしれないですねぇ。


ルーズベルトの章で、「同時期によく似た構成の演説を行い、同じように大権を掌握したもう一人の政治指導者」の話が出てくるのですが、本旨に沿わないので仕方ないとは言え、そういう負の演説(?)についても研究して欲しかったかな、という気もちょっと。

あと、やはりこういう本を読むと、その演説を聴いてみたくなるのが人情。CDを付けるのは無理だけど、YouTubeのリンクを集めた特設ページを本書内で紹介するとかしたら、また面白かったかもしれないですね。



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