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zoom RSS 本「企画力」

<<   作成日時 : 2009/10/20 06:16   >>

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田坂広志さんの本は「真剣に世界と対峙していく姿勢」について静かな語り口で切り込んでくる印象が強く、企画書の書き方みたいなノウハウ本とは妙だな、と思ったら、果たして「いかに研ぎ澄まされた企画を作り上げるかの心構えを説く」本でした。


それでも、やはりこの本はノウハウ本よりの執筆姿勢は見せています。

ある企画を企画書の形にして、誰かにプレゼンして、どうやって実際の行動に繋げていくか、そのためにはどういう企画書(見栄えや文字・図の使い方や、どういった構成を取るべきかなど)を作らないといけないのか、提案した先にどういったフォローが必要なのか、多数に提案していく中での企画書のブラッシュアップをどう行うかなどの説明もあります。


でも、結局は、企画する側の本気があるときにしか「説得力のある企画書」はないとしている段階で、「企画することにどんな風に真剣に情熱を傾けるべきか」がメインになると言えるでしょう。


だから基本は、

どんなに良いアイデアであろうと、実際に採用されず、実現しない企画には意味がない

ゆえに、企画書には、目にした人なり組織を動かす原動力になるほどの説得力を込めないといけない

よって、企画書というのは、世の中をより良きものに変えようとする企みを、面白く、魅力的に語るものでないといけない


であって、

企画書は計画書にあらず

中身を詰め込みすぎるな

自分が語るためのレジュメではなく、企画書単体で他者への説得力を発揮できるようなものを作らないと自分の手を離れた先の「一人歩き」に耐えられない


といったことが語られ、

それを通じて、企画を提案し、その企図した事柄を現実にするためにはどういう心構えで臨まないといけないのかのマインドを叩き込む感じですね。


だから、相手企業に企画を提案する場合に「目の前に座っている相手会社の担当に持ち込むもの」と、「その担当を説得した暁に、その担当が社内の稟議をスムースに進められるように説明できるようにしてあげるもの」の2つが必要であるとか、

企画書には「攻めの視点」は普通入るが、「守りの視点」はおろそかになりがちになる。これは、特に企画が受け容れられて社内稟議にかかる段階で致命的になりやすいので、その段階で我々は相手方企業の担当者を支援しないといけない、といった話が出てきたりして、

「こうすればお客さんを落とせる」的な本でないことは間違いないです。もちろん田坂さんにそうした内容の本を望む人もいないでしょうけど。


とは言え、

「企画書」とは営業の品質管理

個人の営業能力に頼らず、誰でも一定の説得力が出せるよう企画書単体で担保できるようになれば、営業がやりやすくなるし、それを受けた客先担当者が社内に回しやすくなる

という考え方は気がつかなかった...確かにそうしないと、営業の全体的な力を底上げできないですよね。なるほど。


企画力 (PHP文庫)
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田坂 広志

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