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zoom RSS 本「独断流『読書』必勝法」

<<   作成日時 : 2009/09/07 23:13   >>

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いわゆる古典名作を題材に、「名作」だから有難いとあがめることなく本は好きなように読め、という啓蒙本なんでしょうかね、これ。少なくとも、この本を読んで「名作を読んだフリ」が出来る本ではありません。まぁ、清水義範 (著)、西原理恵子 (まんが) の本にそんな常識的なことを期待する本読みはいないと思いますけど。


独断流「読書」必勝法 (講談社文庫)
講談社
清水 義範


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連載ものをまとめた本で、1章ずつ清水さんが1冊の古典名作小説を採り上げ、その書評というか解説の文章の随所に、西原さんの全てをぶったぎるマンガが挟まる形を採っています。

ネタにされる小説は、坊ちゃん、ロビンソンクルーソー、伊豆の踊り子、ガリヴァー旅行記、細雪、ハムレット、陰獣、嵐が丘、高野聖、罪と罰、河童、谷間の百合、墨東綺譚、黒猫、暗夜行路、ボヴァリー夫人、金閣寺...

正直に言います。1冊も読んだことありません。学生時代の読書感想文の対象としてすら読んでいません。ガリバー物語の絵本や、細雪・伊豆の踊り子の映画化作品、ハムレットの舞台すら見たことがありません。よくもここまで見事に今までスルーしてきたものだな、と先ずはこの点に感心。<ポイントがずれてる


で、それぞれの作品の内容というより背景解説。最近の作品でも半世紀は経過している古さですので、小説内で言及されていることの意味が読者に分からないだろう、ということで、主人公が何でこんな考え方をするのかとか、こういう立場の人はこういう生活が普通だったとか、その時代にはこういうことがあってそれが反映されている、といった、本の内容理解の助けになりそうな情報が与えられます。


でもって、マンガの方では、そうした情報を無視して、全てをぶったぎる「対象本を読まないで描く」or「思いっきり急所を突いた袈裟懸けのような切捨てっぷり」で、「読まんでええ、こんな本」などと出ると溜飲が下がるというか、「今まで読んでいない自分」に免罪符が与えられた気になってしまうというか...

これらの古典名作の以外な背景とか実はこんな中身だったという話とともに、今の人がこれらの古典を読むとどんな反応になるのかも見ることができる本です。


これを読んで「自分もこの本を読んでみよう」にならないのは、単純に自分が「小説苦手」(SFくらいしか読んでこなかった)だったからだと思いますけど.....

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