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zoom RSS 本「ニッポンの縁起食−なぜ『赤飯』を炊くのか−」

<<   作成日時 : 2009/08/26 22:19   >>

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お正月のお重も、節分で鰯の頭をひいらぎに刺すのも、節句のお祝い膳も、おはぎもみんな、日本の歴史と風土の中で引き継がれてきた料理なわけですが、それが一体どんないわれで、どういうものなのかを解説した本です。家によってはこういう伝承をちゃんと伝えていないところもあるでしょうから、書物で残す意味はあるのでしょうね。

著者は、近茶流の家元(?)で、柳原料理教室の柳原一成さんと奥様の柳原紀子さん、どちらがどの辺りを書いたのかは判別できませんが、お二人の知恵と知識が不可分に組み合わさった合作なのでしょうね。


内容は、

お食い初めから葬式(お浄めの食事)までの、通過儀礼で日本人がいただいてきた食事、

いわゆる「めでたい食材」(鯛や海老、鮑、赤飯や小豆など)がなぜめでたいのか

春夏秋冬の各種の行事で出てくる料理のそれぞれのいわれ(一部は巻末でその作り方も)

を解説する三部構成。


お正月には、黒豆とかきんとんとか屠蘇といったものが並ぶのはなぜか

雛祭り(花びら餅や白酒、はまぐり料理)やお節句(5月は柏餅など、9月なら菊の関係)、七夕(七夕素麺と鮎の塩焼き)や中秋の名月(お月見団子、里芋)など、年中行事と関係の深い料理がどういう意味やいわれを持ち、どういう食材をどう料理して食べてきたかを逐一解説してくれます。

春はわさび、夏はしじみ、秋は鯖、冬は鴨とネギ、などといった旬の食材に関するコラム

があって、興味深いです。


この中で個人的に知らないことが多かったのは、最後の四季折々の料理の部分で、お正月や節分、ひな祭りの料理くらいは、実家にいたときなどに出てきていましたが、七夕やお月見団子、重陽の節句に関連した菊の料理などは、家に中では見ませんでした。

それに、いつでもスーパーに食材が出ているせいか、旬の知識はイマイチなところがあって、わさびは春、鯖は秋などは恥ずかしながら知らなかった話です。


ついつい伝統的な行事が特別扱いされなくなって、実施を忘れられることも多いですが、どういう願いがこめられた料理なのかを考えつつ食べる、ということがたまにはあった方がいいですよね。



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