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zoom RSS 本「日米同盟の正体 迷走する安全保障」

<<   作成日時 : 2009/06/25 22:26   >>

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日本は、戦後の占領以降、アメリカとの関係を第一にやってきてこれだけの発展を遂げた。今後もアメリカの言うことをきいてやっていけば問題ない...本当ですか?


日本外交の根幹とも言われる「日米安保」は、2005年に「日米同盟」に変わっている。それも、国会での論戦も目立ったデモ一つなく。そして、その目的は、自衛隊に米軍の指揮下で世界の紛争地域に行ってもらうことである、

現在のアメリカは、かつてのアメリカ(アイゼンハワーやマクナマラ、ワインバーガーらの考えを引用)の考え方と異なる外交、軍事戦略をとっているが、それはネオコンを政権から追い出せば戻るというものではない、

日本は、戦後ずっと「アメリカの言うことを全てきいてきた」わけではなく、日本の国外紛争介入を防ぐような大きな抵抗を吉田茂ら親米と言われる人たちが行った歴史がある、

といったなかなか気付かない、見落としがちな事柄を丁寧に集めて、今の日本政府と日本外交が「日本の国益のためにアメリカといえども是々非々の対応をする」から「アメリカの国益のために日本を働かせることが日本の生きる道」とする考え方に変質していて、このままでは、戦後日本が築き上げようとした「世界から敬愛される日本」を失いかねない、という主張をしている本です。


この本のことを知ったのは、天木直人氏のブログにおける一連のエントリー。

日米同盟の正体を明かした外務省OB 他

孫崎享著「日米同盟の正体」(講談社現代新書)の書評が見当たらない(「オバマのアフガン新戦略 ほか」中見出し)

ついに東京新聞が「日米同盟の正体」を取り上げた 他

孫崎享氏と対談した事について書く


この本のポイントなども解説されていて、興味を持ったので買ったというところです。確かに、あまりこの記事を見るまでは本のことを見かけなかったような。
天木さんが言うように何らかの黙殺の動きがあるのかは知りませんが、真っ向からの現政権批判であることは確かなので、都心部の本屋でメインの棚に平積みされるような扱いにはならないのかもしれません。


日本は日本であって、アメリカではない(はず)。

では、日本の国土防衛や外交上のプレゼンスを高める方法は、アメリカと完全な同一歩調を取ることか?

今や対米よりも大きな貿易量を持つ中国と緊張することは日本の国益にかなうか?

東京に一発ミサイルをくらうだけで壊滅的な影響が出かねない日本に、「攻勢防御」や「ミサイル防衛」という軍事戦略は有用か?アメリカの「核の傘」というのは本当に存在するのか?

「日本が軍事上の国際貢献を行わないから国際的な尊敬を得られていない」は本当か?

逆に、日本は「アメリカの国益」をきちんと理解できているのか?

アルカイダや、ビン・ラディン、イラクやイラン、北朝鮮といった「脅威」とされるものは、いったいどういうわけで脅威になっていて、何を解決すれば「脅威でなくなる」のか?また、本当に今でも脅威なのか?


著者の主張は、「自分で『自分のために何が最良か』を常に考えよ」、「他人の言うことを鵜呑みにするな」、「見えている物事の裏にある理由や目的、方向性を考えろ」で、

思考停止になって、戦略を他人任せにする国家は危うい、ということのようです。


正直、かなり衝撃の書です。単純にマスコミ報道のイメージばかりで世界情勢をとらえてしまいがちな一般人には「えー、そうなの!」と言いたくなるような事実も記載されています。

でも、日本は何でこうなってしまったのか、は難しい問題ですね。



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