「ヴォイニッチの科学書」有料化へ
確か6万人程度の聴取者がいたはずの大規模ポッドキャスト番組が、今月から有料配信に変わりました。
ヴォイニッチの科学書
私がiTunesでポッドキャストを聴き始めた初期(2006年の初夏)の頃に、iTunesのダウンロードランキングで上位に出ていた科学番組で、
実はインディーズのストリーミング放送の老舗「くりらじ」が放送する、その時点で既に番組のバックナンバーが100回分以上もあった長寿番組でした。
私にとっては「最新科学を分かりやすく伝える」というテーマに惹かれて配信登録をしたうえで、バックナンバーを全部ダウンロード、第1回から順に延々と全部聞いた(最新配信番組に追いつくまでに数ヵ月かかったっけ...)番組でもあります。
番組のテーマは最新宇宙論だったり、昔の科学の偉人の話だったり、パーソナリティのおびおさんの専門に近い医事関連、遺伝子やiPS細胞なども取り上げるし、先端技術みたいなネタや、日本の人工衛星がどんな仕事をしているのかとか、科学関連のトピックス(最近では、ゴッホの絵を科学的に検査したら改ざんされた跡を発見した、みたいな話)、流行りで言えば脳科学などと、話題が幅広くて個人的にはかなりオススメの番組。
特に中学生や高校生くらいが聴いて理系にも興味を持って欲しいな、という感じの内容で、毎週楽しみに聴いています。
そしたら連休明けの回で重大発表が。急遽、有料配信に移行することが決定したとのこと。
ヴォイニッチの科学書:FeBe -本や講演を耳で楽しむオーディオブックのポータルサイト-
で5/18から開始になりましたが、週一回で30分程度の番組が配信されて、月525円のクレジットカード決済ということに。
ヴォイニッチの科学書有料化についての Q&A
にあるとおり、リスナーにとっては急で驚くべき話ではあったけど、
内容をきちんと調べて30分の番組の構成を作り、仕事の合間をぬって作成、配信を手弁当で行っていることを考えれば、作り手に何らかのお金が入る仕組みは必要。広告モデルを適用するにはニッチ(科学系に興味がある層に訴求したいCMを出したい会社なんてのを探す営業を、普通の人がするのはさすがに無理があるしね)すぎる以上、ユーザへの小額課金でクオリティ維持をしようとする決断もやむを得なかったのかな、と思ったり。
一時期、くりらじで聴取者に寄付金の支払いを募っていた(私も、くりらじのAmazonショップで買い物をする協力はしたけど、結局寄付金は支払わなかった)こともあるけど、それでは安定的な収入にはなりえないし、毎週毎週、テーマを決めて、参考文献を読んで、構成を書いて、しゃべることに責任を持って取り組みたいというのであれば(自分のビジネスに繋がるという別の側面が強ければともかく)ボランティアでやり続けてもらうことを聴取者が要求することはできません。
まぁ、あらかじめ中身を知っている人はお金を払って聴く価値があるかを判断できるけど、今後の新しい人は、有料配信を申し込むかどうかという高いハードルを越えないと聴き始めることができない(無料放送時代のバックナンバーから入って気に入ったら現在の有料放送分を聴く、という入り方しかない?)し、有料化で今までの聴取者の多くが去るだろうことが、番組ファンとしては寂しいところですが、先ずはどれくらいリスナーが残るか、興味があるところではありますね。
インターネットだからって、なんでもかんでもタダってわけにはいかないのはよく分かるけど、この試みは上手くいってくれるかなぁ。1番組100円強って考えればまだまだ安いくらいだという評価はしていたので、私も早速登録して配信を受けることにしましたが、未成年には難しいネットのクレジットカード決済しかないというのもハードルが高いし、もしその倍額の月1,000円って言われたら二の足を踏むだろうし、やはりなかなか有料コンテンツは難しいです。
これが有料コンテンツの成功事例になれば、今までのコンテンツの蓄積が大きい出版社などが乗り出してくれるかもしれない、という説明は確かにそうだと思うし、ニュートンみたいな雑誌が毎月の特集と連動したのを配信する、というのもアリだろうと思うのですが、雑誌編集と音声コンテンツは同じノウハウではできないから、次のハードルはそれかな?
ヴォイニッチの科学書
私がiTunesでポッドキャストを聴き始めた初期(2006年の初夏)の頃に、iTunesのダウンロードランキングで上位に出ていた科学番組で、
実はインディーズのストリーミング放送の老舗「くりらじ」が放送する、その時点で既に番組のバックナンバーが100回分以上もあった長寿番組でした。
私にとっては「最新科学を分かりやすく伝える」というテーマに惹かれて配信登録をしたうえで、バックナンバーを全部ダウンロード、第1回から順に延々と全部聞いた(最新配信番組に追いつくまでに数ヵ月かかったっけ...)番組でもあります。
番組のテーマは最新宇宙論だったり、昔の科学の偉人の話だったり、パーソナリティのおびおさんの専門に近い医事関連、遺伝子やiPS細胞なども取り上げるし、先端技術みたいなネタや、日本の人工衛星がどんな仕事をしているのかとか、科学関連のトピックス(最近では、ゴッホの絵を科学的に検査したら改ざんされた跡を発見した、みたいな話)、流行りで言えば脳科学などと、話題が幅広くて個人的にはかなりオススメの番組。
特に中学生や高校生くらいが聴いて理系にも興味を持って欲しいな、という感じの内容で、毎週楽しみに聴いています。
そしたら連休明けの回で重大発表が。急遽、有料配信に移行することが決定したとのこと。
ヴォイニッチの科学書:FeBe -本や講演を耳で楽しむオーディオブックのポータルサイト-
で5/18から開始になりましたが、週一回で30分程度の番組が配信されて、月525円のクレジットカード決済ということに。
ヴォイニッチの科学書有料化についての Q&A
にあるとおり、リスナーにとっては急で驚くべき話ではあったけど、
内容をきちんと調べて30分の番組の構成を作り、仕事の合間をぬって作成、配信を手弁当で行っていることを考えれば、作り手に何らかのお金が入る仕組みは必要。広告モデルを適用するにはニッチ(科学系に興味がある層に訴求したいCMを出したい会社なんてのを探す営業を、普通の人がするのはさすがに無理があるしね)すぎる以上、ユーザへの小額課金でクオリティ維持をしようとする決断もやむを得なかったのかな、と思ったり。
一時期、くりらじで聴取者に寄付金の支払いを募っていた(私も、くりらじのAmazonショップで買い物をする協力はしたけど、結局寄付金は支払わなかった)こともあるけど、それでは安定的な収入にはなりえないし、毎週毎週、テーマを決めて、参考文献を読んで、構成を書いて、しゃべることに責任を持って取り組みたいというのであれば(自分のビジネスに繋がるという別の側面が強ければともかく)ボランティアでやり続けてもらうことを聴取者が要求することはできません。
まぁ、あらかじめ中身を知っている人はお金を払って聴く価値があるかを判断できるけど、今後の新しい人は、有料配信を申し込むかどうかという高いハードルを越えないと聴き始めることができない(無料放送時代のバックナンバーから入って気に入ったら現在の有料放送分を聴く、という入り方しかない?)し、有料化で今までの聴取者の多くが去るだろうことが、番組ファンとしては寂しいところですが、先ずはどれくらいリスナーが残るか、興味があるところではありますね。
インターネットだからって、なんでもかんでもタダってわけにはいかないのはよく分かるけど、この試みは上手くいってくれるかなぁ。1番組100円強って考えればまだまだ安いくらいだという評価はしていたので、私も早速登録して配信を受けることにしましたが、未成年には難しいネットのクレジットカード決済しかないというのもハードルが高いし、もしその倍額の月1,000円って言われたら二の足を踏むだろうし、やはりなかなか有料コンテンツは難しいです。
これが有料コンテンツの成功事例になれば、今までのコンテンツの蓄積が大きい出版社などが乗り出してくれるかもしれない、という説明は確かにそうだと思うし、ニュートンみたいな雑誌が毎月の特集と連動したのを配信する、というのもアリだろうと思うのですが、雑誌編集と音声コンテンツは同じノウハウではできないから、次のハードルはそれかな?
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