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zoom RSS 「完全復元伊能図全国巡回フロア展」に行ってきた

<<   作成日時 : 2009/04/20 22:28   >>

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NHKのニュースで報道されたのを見なかったらこのイベントを見逃すところでした...「伊能忠敬の地図を全部復元してフロア一面に並べてみた」という展覧会に出かけてきました。

完全復元伊能図全国巡回フロア展(江東区ホームページ)

伊能忠敬の日本地図復元 東西47×南北45メートル(asahi.com)


江戸時代に、伊能忠敬とその弟子たちが日本全国をくまなく歩いて作り上げた「大日本沿海輿地全図」(原本は明治時代に焼失)の模写全てを復元して組み合わせた全図(3万6千分の一、20万分の一、40万分の一の3種類の縮尺)を、日本の形そのままに体育館の床に並べた展示...

復元版をパネルに印刷して、タイルのように敷き詰めているので、地図の上を歩き回ることができ、歩いて日本一周が出来る、という趣向です。

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北海道は利尻・礼文と知床半島の先の方を除いて海岸線沿いに全部&国後島の南半分、本州、四国、九州で、佐渡、隠岐、対馬、種子島、屋久島と伊豆諸島(八丈島くらいまで)が、214枚分の図面に描かれています。
※この時点では琉球は正式には日本領でないため、この地図には出てこない。

でもって、描かれているのは、海岸線の全てと主な街道とその沿道にある街や村、そこから見える主な山と城、なぜか有名な寺社(測量の途中に寄り道してお参りをしていたらしい)。

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[富士山周辺]
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[東京周辺]

見学者は思い思いに自分の知っている場所に行ってみたり(今回は会場が東京なので、江戸周辺はいつも人だかり)、「ここに行ってみたいんだよねぇ」といいながらバーチャル旅行をしたり、全国くまなく歩き回ってみたりしながら、あちこちに立っている「伊能忠敬研究会」の方々から、地図の解説を教えてもらいます。


例えば、赤穂や鳥取に行くと海岸線が黄色く塗られているので、もしやと訊いてみると、果たしてそこは塩田であったり、砂浜(砂丘)であったりするとのこと。

3万6千分の一地図においては、山の絵は、その地図内の街道や海岸線から見た山のスケッチが描かれているらしいこと。

この地図の目的は、正確な海岸線の把握であり、それぞれの海岸線を測量しに行くために通った街道が一緒に書き込まれているに過ぎないので、海岸線とも街道とも離れた内陸部は地図上に表示されない(例えば石見銀山を探すのは無駄であり、水戸(御三家)や日光(東照宮)でさえ、海岸線と関係ないために地図上には記載がない)

一方、街道沿いにある各大名のお城や、伊勢神宮などの寺社は丹念に書き込まれている。


現代人の楽しみとしては、この地図の時点では、神戸も横浜も函館も存在していないとか、北海道の地名はアイヌ語の片仮名表記であるとか、山の絵に男体山がない(代わりに同じ山と思われるものに中禅寺山と書いてある)とか、大阪城とか(京都)御所とかいった名所を探し出すとか、いった感じでしょうかね。


こういうのは地図だけ見ているよりも、「今のどこそこはこの地図の時代にはこんな場所だったのか!」とか「この場所はこの描かれ方から見てこんな風景だったのかな?」みたいな想像力を投入すると何時間でも楽しめそうなんだけど、帰りにすれ違った若夫婦みたいに「10分で見終わってしまうものに500円なんて高いね」という人にはこうした展示会は向いていないのでしょうなぁ。



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