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zoom RSS 本「第三の脳」

<<   作成日時 : 2008/07/26 21:28   >>

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副題の「皮膚から考える命、こころ、世界」がなかったら、何の本だか分からないですね。

先日、この講演会に行ったときに、Science Book Cafe「おもいきり遠くへ行ける80冊」で購入した3冊のうちの1冊。カテゴリーは「現実からの離陸〜あなたを新たな概念の世界へ誘い出す〜」。

元々、私の皮膚はちょっと弱めです。色素でも不足しているのか日焼けすると真っ赤に火傷してしまう(うっかり日焼け止めを忘れてただれさせてしまったことも)し、アレルギー性の皮膚炎などをかかえていて、あちこちに湿疹などが出ていることもあります。

そのせいで、病院の皮膚科にはよくお世話になっているのですが、皮膚の治療というと、ステロイドとかの軟膏を出して、皮膚の「変な」ところを「普通」に戻すのがせいぜいで、「何でこうなっているの?」という話になるとすぐに「原因不明」の迷宮に入り込んでしまいます。

その状況はとうの昔に諦めているところがあるのですが、これはそういう皮膚に関する最新の研究成果などを踏まえて面白い考察をしている本です。先ずは、本を店頭で見かけて、帯を見て欲しいです。皮膚感覚による騙し〜錯触?〜を体感できます。

正直、読了した今でも凹んでいないのに凹んでいるように感じる仕掛けが作れる、という事実から受けた衝撃から抜けられていないですね。


角質とかケラチノサイトとか「化粧品」のコマーシャルで聞くような物質が、自分の体の表面でどんな役割を果たしているのか、

何で、神経細胞は体中にそんなにたくさんあるわけでもない(ミリ単位程度の分布)のに、熟練した職人が1/100ミリ、1/1000ミリの差を感じわけたりすることができるのか、

「敏感肌」とはどういう肌なのか、

「かゆい」とはどういうメカニズムなのか、

東洋医学におけるツボとか経絡というものに効果があるように見えるのはなぜか、

皮膚の傷を治すメカニズムに影響する様々な事象(赤い光だと回復は早まる。特定の電気刺激や、イオン、周囲の湿度等によっても、皮膚の回復が早まったり遅れたりする)の存在、

といった話を絡めつつ、脳を中心にする「神経」の世界(第一の脳)と、消化器官(口から排泄器官まで)のひと繋がりで自律的に動いている世界(第二の脳)に続く、

皮膚表面という外部認識とそれへの対応が自動的に行われている世界(第三の脳)

が、皮膚の構成にはあるのでは?という考察を行っています。...確かに、今までその発想は持ったことが無かったわ。


皮膚の病気がある人って、「原因」に関するちゃんとした説明を受けられないし、完治させてくれる薬をもらうことがないために、「温泉で治る」とか「○○療法」とかいう話に引き寄せられやすいのですが、

皮膚研究でこんなことが分かってきたんだ!ということで、あの何とか療法の裏づけにはきっとこの説が使われているな、みたいな判断材料を得られる場合もありそうです。

人間の体って、まだまだ分からないことだらけですねぇ。



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