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zoom RSS 本「ドウガネブイブイ」

<<   作成日時 : 2008/05/12 21:56   >>

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長期入院中の子供が書いた日記や詩をまとめた本、というのを友達からいただいたので、読んでみました。表紙絵を見る前は、個人的には先ず「ドウガネブイブイ」って何?とか思っていたわけですが...

絵本工房

という会社で童話や絵本を出版されている溝江玲子さんのご子息の純さんが、小学生のときに腎炎で長期入院をされていたことがあるそうです。

で、その入院中に書いた(描いた)ものがこうして世に出たようです。

先ずは、何で書き貯めたか、という話になるのですが、「院内学級」というものがあるのだそう。つまり長期入院で学校に行けない生徒たちがいるので、先生が病院にやってきて、学校の授業をしてくれる、ということ。で、先生と生徒たちの間で「お話ノート」というものをやりとりしたとのこと。そこに書かれたお話日記や詩や挿絵を編集したわけですね。

ちょっと子豚風の少年の挿絵がいっぱ入っていますが、これが純少年自身の姿のようで、病院生活の点景がいろいろと綴られていたり、

いろんな気持ちの噴出してくる詩が載せられていたりします。

小学校2年くらいから4年くらいまで、長期の疾患で入院し、外で遊ぶこともできず、一緒に入院していた子が退院したり、亡くなったりというハードな環境で、早く良くなって退院してあれをするんだこれをするんだという思いを書いたり、毎日やってきてくれる家族のことを気にかけたりする毎日が綴られていて、入院ってこういう不安なものなのだ、というのを感じることができます。

個人的には、大学のときに目の手術で10日ほど入院していたことがあるだけで、幸運にも命に関わる大病にはまだなったことがないのですが、病院の夜というのはそれでも寂しいものです。まして、散歩の制限があったり、風邪をひくだけで持病が悪化したりでは、相当なストレスになりそう。私は、目の手術なのに本を10冊も読むという妙な入院生活を送りましたが、小学生でずっとベッドにいるというのはなかなか想像できないものがあります。

私の小学生時代にちょっと近い病院の中の小学生の物語。私にはこの詩の視点はなかったですね。病院の中だけど自然も豊富で、生活に制約があるからなのか却って活き活きした感じがします。それに、コガネムシがの中の一種類の名前だとは今回初めて知りました...ドウガネブイブイ。


この本には「休憩タイム」という大人になった純青年のコラムがあって、その中の一節が一番心に残りました。

いつか死ぬことなどついつい忘れて、たくさんのことを明日のばしにしてぐうたら生きています。

それは誰でもそうだし、自分ももちろんそう。こういう経験の持ち主にして「のど元過ぎれば」であるというのがちょっと衝撃。いつかは目覚めない朝が来るのに悔いの無い今日なのか、ちょっと考えないといけないようです。

この本をプレゼントしてくれたえみるんさん、ありがとうございました。

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内 容 ニックネーム/日時
『ドウガネブイブイ』をご紹介いただき、ありがとうございました。童話作家の溝江玲子さんのご長男(溝江純さん)が書かれた本なのですが、あまりにも内容が素敵なので(詩やつぶやきが)、是非いーわんさんにも読んでいただきたくプレゼントした次第です。

いーわんさんの紹介文も心がこもっていて、かつ内容がよく分かるように紹介してあって嬉しかったです。

今後ともなにとぞよろしくお願いいたします。


えみるんこと秋田英澪子(チャンス☆コーディネーター)
えみるん
2008/06/23 08:48

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