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zoom RSS 本「翻訳者はウソをつく」

<<   作成日時 : 2007/10/12 06:44   >>

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あなたは翻訳、やったことありますか?

私はあります。英文契約が読めない某偉い人のために契約書を日本語で箇条書きに。

英文契約をチェックする場合は、原典を読みながら行わないとチェックすべきポイントを見落とすからダメ、と叩き込まれた私には不本意な仕事だったのですが、今考えたら偉い人にとっては「そういう細かいことは専門家(この場合は私)に考えさせて報告してもらうからいい」んですよね。あの時、もっとちゃんと条文の意味が分かる文章を書いてあげればよかった。


実は、今回の本「翻訳者はウソをつく! 」の読後の感想がこれだったりします。


翻訳者とは、小説などの書籍を他の言語にトランスレートしたり、海外の映画に字幕をつけたりするだけでなく、技術文書やマニュアルを外国向けに作成したりする人たち。著者の福光さんは、特許文書の翻訳業を生業にして、最近独立をした人。日本語に翻訳、英語に翻訳、を中心に名訳・迷訳、こぼれ話などの軽めのお話を集めて、翻訳という仕事を透かしてみせてくれました。


"To be, or not to be, this is the question."をどう翻訳するかを説明するために、古今の15種類もの訳文を集めてみたり、

英語の駄洒落を直訳するのではなく、別の駄洒落で意訳していることもあるとか、読者が、日本語の文章としてすんなり楽しむために翻訳者はいろんな仕掛けをしてみせている様子を、雑学話風に並べてくれるので、

はぁ〜、あの訳文、そういう背景があったの〜、という感じで楽しめます。たまに「原文を読まない読者は、そのこだわりに絶対気がつかないよ!」とか思ったりもしますケド。
雑学ネタばれになってしまうので、どんな小話が載っているか気になる人は、本屋で立ち読みでもしてみてください。英語も日本語も、関西弁もルー語も、駄洒落もアナグラムも楽しめます。


小説を訳す、歌詞を訳す、スピーチを訳すには、ニュアンスを読み取って、文化を訳し、雰囲気を訳し、心を訳すという作業があったのね〜、というのが分かる一冊でした。

ちなみに、この福光さん、英語学習のサイトと、自作の歌を配信するサイトをやっていて、メルマガなどを発行していたところ、声をかけられてこの本を出版することになったのだとか。

しばらくしたら、歌の方でもデビューしていたりして。
翻訳者はウソをつく! (青春新書INTELLIGENCE 184)

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
『翻訳者はウソをつく!』著者の福光潤です。
このたびは、いーわんさんのブログにて、拙著の内容が十分に概観できるレビューを書いてくださり、大変ありがたく存じます。

いーわんさんも、英文契約書の翻訳をされていたとのこと。
心臓に悪い書名をつきつけてしまってスミマセン。^^;

> 小説を訳す、歌詞を訳す、スピーチを訳すには、
> ニュアンスを読み取って、文化を訳し、
> 雰囲気を訳し、心を訳すという作業があった
> のね〜、というのが分かる一冊でした。
「心を訳す」とは、まさにそのとおりですね。

どうぞこれからも翻訳の世界をごひいきに。
また来ますね〜!

福光潤
タイトル英語の福光潤
2007/10/18 21:45
福光さん、わざわざの巡回お疲れ様です。

私なんざ法務屋ですから、もっと「ウソつき!」です。何といっても三百代言ですから。

11/7の出版記念パーティは行けるか微妙ですが、ここにも参加申し込みURLを貼っておきましょうかね。
https://ssl.formman.com/form/pc/q0EYGv97MdYecryF/
いーわん
2007/10/21 21:43

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