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zoom RSS 「草莽崛起!高杉晋作と奇兵隊」を見に行った

<<   作成日時 : 2007/09/08 22:57   >>

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「平成幕末世直し劇」って何じゃいな、というのが出かけていった元になった好奇心だったのですが、「平成を幕末になぞらえて、志士が憂えたように現代の世直しを訴える劇」の略だと考えるのが適切のようです。

グローバルネットワーク

何とNPO法人で、目的は「日本の世直しを図る活動」という(!)グループの活動の一環として企画されたようです。何せ、

未曾有の不況である日本の政治・経済を元気づけるために立ち上がった若手の政治家・官僚・在日外国人・マスコミ人・ベンチャーの起業家達の集まり

だそうなので、現役の国会議員(自民・民主・国民新党)やら、会社の社長等の経営者とか忙しそうな方々が主だった役どころを演じています。まぁ、ここが微妙に「どうなるんだろう」という興味をひいたわけですが...


高杉晋作といえば、吉田松陰門下の四天王の一人に数えられ、長州藩の重臣の一家に生まれながらも、幕府を倒すために奔走、浮き沈みの激しい活動の中で、身分制度にとらわれない平民軍である奇兵隊を結成、幕府の軍勢を打ち破る力を現実のものにした功績が認められるも、幕府滅亡前に肺結核で29歳にして病没した人物。政治家にはファンが多いのか、田中秀征さんも伝記を書いたりしています。


で、肝心の劇ですが、日比谷公会堂で行われ、出演者が100人単位でいる、という大規模なもので、中休みを入れて3時間かかる、というものだったので、「こりゃ人生全部やるのかなぁ」と思ったらその通りでした。非常に立派なホールと衣装・小道具は相当お金がかかっていることを示していますが、正直、演劇としてはメリハリがなさすぎに感じます。

まぁ、登場人物の大半はお忙しい方のようで、せりふの順番はおろか、自分のせりふを全く把握していない人もところどころ混ざっているので、途中から個人的にはコントとして楽しむことにしました。だってねぇ、登場人物が一人ずつ出てきて、アナウンスによる役柄人物紹介がありポーズが決められる、というある意味伝統芸能的な演出があり、芝居の方も演劇時間内の会話をしているかのように見せかけて、「中の人」による現代の個人的な会話(例えば、主人公は落選中の国会議員であり、他の人から「はやく選挙で復帰してくださいよ」という話しかけがなされているようでは、劇を行っているのかどうかは怪しいものだ)が行われているようでは、本当の芝居を期待するのは無理ってものでしょう。それに、あまりに大量の出演者をさばくために、ほとんどの人には登場シーン一回しか出番が無いですし。

さすがに、役目をきちっとやっている人もいるし、本職の俳優・女優さんも入っていたし、幕の構成とかはきちんと行っているので、学芸会や大人数コスプレショーにまでは堕ちないで済みましたけど、時間管理はめちゃめちゃで、結局中休みをとらずに公演を続行した挙句、30分オーバーしても最終幕に入らない、というのはいかがなものかと。


多分、「身内」が見に来るのだけが念頭にあって、その役を使って自分の考えていることをアドリブでしゃべてみせるのが見せ場の即興劇だと考えるのが正しかったようです。やっぱりコントだわな。


まぁ、私の知人は普通に演技していて、混乱要素にはなっていなかったし、私自身は後の予定があったために最終幕を見ないで去ったもののコントとして楽しめたので、それはそれでOKなのですが、次回公演を見たいかといわれると...

出演者が内輪で楽しんでいて、見ている人たちなどの多くの人に対して何かを訴えようという意図が感じられないのって、維新志士と対極の態度に見えるんですけど。

世直しって何を直すことなんでしょうねぇ。
梅の花咲く―決断の人・高杉晋作 (講談社文庫)

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