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zoom RSS 「レオナルド×ミケランジェロ展」 #レオミケ展

<<   作成日時 : 2017/07/19 23:02   >>

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レオナルド展やミケランジェロ展というのは数多あるのだけれど、この両者を並べる展覧会、というのはなかなか無いのだそうです。ほぼ同時期に近い場所で活躍(レオナルドの方が年上)で、絵画と彫刻での伝説的存在を「比べる」となると、ヨーロッパだと大変なことになるようで、ある程度距離の離れた日本だからこそ出来る展覧会なのかもしれません。

三菱一号館美術館

レオナルド×ミケランジェロ展(三菱一号館美術館)


展覧会の目玉は、珍しく、1階の売店(普段の展示では3階と2階で展示を行い、1階は「その時々の特別展関連商品を扱う売店」と「三菱一号館美術館の常設売店」の2つが並んでいるが、その前者の売店エリア)を「展示室」に転換してドーンと展示されているミケランジェロの「十字架を持つキリスト(未完成作品)」。

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。


未完成作品といいながら、全身ちゃんと出来ているじゃんと言われそうですが、

ミケランジェロ自身は、膝から下の方を削りだし、左側の半身を彫って、顔を彫り始めたところで、その顔になるべきところにあった条痕(像を見ると左の鼻筋から頬のところに傷がある感じになっている)を見て作業を中断したそうなので、ミケランジェロが最後まで彫ったわけではないという意味の「未完成」。17世紀頃に誰かが残りの部分を彫って完成させたのだとか。

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。


なので、ぐるぐる回って見ていると右側とか背面とかは、比較的雑な印象。

それでも、今までにミケランジェロが手掛けた全身像が日本まで運ばれたことはなく(そもそもミケランジェロの大型彫刻が「設置場所から離れてどこかに行く」なんて事態はほぼ無いはず)、この像自体がミケランジェロの手によるものと判明したのも最近のことなので、日本初公開の看板に偽りはありません。

まぁ・・・1階に展示されていて、自然光で見る環境にするために窓も開けてあるので、丸の内まで来た際に、外の道路から覗きこむのも可能だったりはしますが。


では、覗けない上階の展示はどうかというと、本人作の油絵とかがあるわけではないので少々地味。「弟子たちも参加した『工房』としての制作になる絵画や、近しい弟子による模写作品、レオナルド展では必須の「手稿(今回はコピーが多いですが)」などもありますが、

※こんな感じで、同じ題材対決、といっても、本人の真筆(どちらもそんなものはもう喪われている)ではなかったりするのですが、それでも何をテーマにするかが違うのだということは分かります。実際に見応えのある絵ですし。

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。


主な展示は、「絶対にレオナルド・ミケランジェロの本人の手がかかっていることが確実」な素描・下書き。
それも、レオナルドのものとミケランジェロのものが交互に展示されているので、ある題材を描くに当たって、どう線を引くかが、二人でどう違うのか、を実物で比較できます。自分で絵を描くような人ならば、差をたくさん見出せるのではないでしょうか。何せ、右利き・左利きからして違うので、普通に見ていても大きな差がありますし。

※最初の展示室からこんな感じですが、平均的な展覧会よりは展示数が少ないので1枚あたりにかけられる時間は多くできるはず。出来れば行きつ戻りつするような観方を推奨。

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注:会場内の画像は主催者の許可を得て撮影したものです。


でもって、その最初の部屋に「岩窟の聖母」と「レダと白鳥」のためにそれぞれ描かれた素描があって、レオナルドとミケランジェロがその手で描いた「女性の絵」の本物を間近に見られるので、先ずは気合十分なところで傑作を堪能して、先に進むのが良いかと。

なお、この2枚の絵は、3階から2階に下りる前のところで、大きく引き伸ばしてパネル展示(撮影可)もされているので記念写真が撮れます。


途中途中には、両者の言葉の展示もあり(ミケランジェロが親戚の若者に「とにかく時間を無駄にせず素描で練習せよ」と書き送ったのだとか↓)

https://twitter.com/taktwi/status/875700217382699008

制作姿勢の違いなどもみられる展示になっています。


館長のお話によると、大混雑で写真撮影すると他の拝観者の邪魔になるとか、「シャッター音がうるさい」系のクレームが多く入るようなことになれば、撮影禁止になることもあり得る、ということでしたが、当面は、「キリスト像撮影可」ですので、カメラを持ってぜひどうぞ、ってところですかね。


こちらの展覧会紹介記事もどうぞ↓

「レオナルド×ミケランジェロ展」(弐代目・青い日記帳)

「レオミケ展」にミケランジェロの全身彫刻初来日!(弐代目・青い日記帳)



レオナルド×ミケランジェロ展
会期:2017年6月17日(土)〜9月24日(日)
会場:三菱一号館美術館
開館時間:10:00〜18:00(祝日を除く金曜、第2水曜、会期最終週平日は20:00まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、月曜が祝日の場合は開館)







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