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help リーダーに追加 RSS 「対決−巨匠たちの日本美術」に行ってきた

<<   作成日時 : 2008/07/30 21:47   >>

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最近ちょっと美術展に行っていなかったので、ちょっと息抜きも兼ねて上野の国立博物館まで出かけてきました。

創刊記念『國華』120周年・朝日新聞130周年特別展 「対決−巨匠たちの日本美術」(国立博物館)

「対決−巨匠たちの日本美術」展(asahi.com)


同時代、同分野でライバルと目される(実際に交流があったか不明な組み合わせもあるようですけど)日本美術の巨人たちの作品を並べて「対決」させるという趣向なので、それぞれの作家にとっての作品の位置づけなどはとりあえず二の次。

なので、日本美術史を学びたいとか、それぞれの巨匠が持つ特徴的な作品を見たい、というニーズには全然応えられません。完全に対決のために作品が揃えられているので、たとえ国立博物館の常設展示に仁清の器があっても、こっちの展覧会に移したりはしません(本当)。

今回は、こんな作品を作った人とこっちの作品を作った人って同時代の人だったんだぁ!と驚くのが作法かと思われます(笑)。

組み合わせは、この12戦。

1.運慶vs快慶
2.雪舟vs雪村
3.永徳vs等伯
4.光悦vs長次郎
5.宗達vs光琳
6.仁清vs乾山
7.円空vs木喰
8.大雅vs蕪村
9.若沖vs蕭白
10.応挙vs芦雪
11.歌麿vs写楽
12.鉄斎vs大観


仏像対決が2つ(1と7)、焼き物対決が1つ(6)、絵画対決も、屏風あり浮世絵あり掛け軸あり、とバラエティに富んでいるので、作品の種類が統一される他の展覧会に比べ、見ていて疲れやすいような気がちょっと...様々な美術作品について、その差異を説明するためには、解説の情報量を多くせざるを得ないので脳疲労を起こすのかもしれません。


やはり快慶よりも運慶の方が力強さがあって好みとか、写楽の「アニメ絵っぽいデフォルメ」は好きかとか、光琳と乾山の合作皿の実物を見て「才能ある兄弟ってすごい」と感嘆するとか、金屏風を飾るのに様々な色をあしらうような絵画と墨絵のようなシンプルな絵画とどちらが似合うと思うか、といった、「日本美術に対する自分の好み」を調べるのに適しているのではないかな、と。


実は、展示品に国宝(10件程度)や重要文化財(約40件)が出展されているようなのですが、希少性があるものということは分かるものの、国宝と重要文化財の違いとか、この「重要美術品」って何?とか、この重要文化財のどこが「重要」なのかよく分からないとか、

個人的な知識の少なさもわかってしまうのが疲れた原因かも。あまり勉強しないで、どういう作品が好きかだけ考えているともっと面白いかもしれないですね。最終週に行くと、「風神雷神図対決」とか「富士山図対決」とかが見られるらしい...ヴァーチャル美術館でも全対決が見られるけど、また行ってこようかな?


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