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zoom RSS ミュージカル「アリーテ」に行ってきました

<<   作成日時 : 2007/03/11 19:29   >>

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今回のは、舞踊性が強くミュージカルのイメージからはちょっと離れたのでは?台詞も多く、演劇寄りだと感じましたけど。

PC-VAN時代の友人きずねこ氏が劇団員をしている関係もあり、今週末は、新劇団になって第二回目の公演となるミュージカル「アリーテ」を見に行きました。

ミュージカル劇団Tomorrow

個人的にはこの劇団はオリジナル舞台を創っている印象があったので、原作(「<AISBN:4313840338>アリーテ姫の冒険</AISBN>」)付きというところに先ず驚き。新ジャンルへの挑戦としてファンタジーというのも、なかなか演出とかが大変になると思われ、チャレンジングです。

大まかなストーリーを言えば、こんな感じ。

とある国の素直で聡明なお姫さま、アリーテは、対等な人付き合いを望むあまり、取り巻きに持ち上げられて育ってきたような王子さまたちとは上手く付き合えない。そんなある日、魔法使いのボックスが現れ、魔法を使ってまで、アリーテとの結婚を成立させ、連れ去ってしまう。
それは、「アリーテが自分に死を運ぶ」という預言の成就を妨げるためにボックスが仕組んだ陰謀。

結婚契約書の「3つの難題を解けなければ、アリーテの首をはねる」という条件の下、アリーテは友達たちの助けを得て、難題に挑むことになるが...


ストーリー的なものから言えば、自らの力に頼って進もうとする人たちと、自らの力のなさゆえに他者との対話によって進もうとする人の対比が一つ入っているのかなぁ、と。

ボックスもしかり、途中で現れる剣の騎士、鎧の騎士、ロープの騎士といった人たちは、それぞれに立派な力があり自らそれを恃むことが強いゆえに、他の解決方法があるかもしれないことに対して、かなり頑なな態度を取ります。それは、相手の立場を考えること。
力づくの解決は平和で幸福な解決ではなく、相手の立場を考え、両者が歩み寄れる場所での妥協を行うことが、難題の解決への早道である、というテーマが強そうに感じました。
表層的にはそんな話ですが、実際のストーリーはメッセージに満ちており、「自分の出来るところから一つずつ変えていこう」、「現実に絶望するだけではダメだが夢想の世界に逃げるのもダメ」、「自分が信じられれば、友達が出来、友達がいれば、自分が好きになれる」など、様々なものを拾い出せそうです。


ゆえに、ミュージカルであるがゆえに、ダンスナンバーは多いものの、演者の歌はあまり目立ったものがなかった感じがします。それよりもとにかく、ストーリーを進めるための台詞が多く、演者の皆さん、相当大変だったような(笑)。

特にアリーテは劇の間中、ほぼ出ずっぱり。この方を中心に、早代わりでいろんな役で現れる人たちにちょっと疲れが見えました。だってボックス役と言えども、すぐに「魅惑の森の木A」みたいな感じで出てきますからねぇ。台詞の流れが悪くなるケースなどもあり、やはり一日3回公演は、ダブルキャストじゃないとキツイのでは。

今回特に面白かったのは、群舞。このために団員の助っ人を増やしたのかなぁ、という感じがします。「現実」と「夢」の争いとか、「ロンリー平原の草」なんかが面白いところ。特に「ロンリー平原」に関しては、馬の疾走を、馬役が駆けるのではなく、草役が反対方向に飛び退っていく、という一種アニメ的な表現手法を使っているのですが、途中で忘れ物を取りに引き返すという話に、思いっきり嫌そうな顔をする「草」たち!他にも「魔女の(支配下の)宅急便」とか、黄金鷲夫婦とか、ちょっと重いメインストーリーに対する細かな笑いを担当してくれてありがとう!

最後、ボックスは去ってしまい、「改心してめでたしめでたし」にはならないのですが、はてさて、彼に救いは訪れたのか否か。

大団円の人の流れの中で、舞台中央にすっくと立つ姿が見られたので、人を信じる壁を越えられたものと信じたいのですが.....

最後に、
今回は、200人程度収容の小ホールのため、舞台の距離が近く、話に入り込みやすかったですが、さすがに最前列はいろいろとぶつかりそうで怖かったみたいです(私は真ん中辺でかなりいい位置でしたけど)。かぶりつきは、同じ演目を何度も見るようなときに一度経験してみたいですが、どうなんでしょうねぇ。少なくとも首は痛くなりそうでしたけど。


余談。昔のゲーム仲間数人で見ていたので、「アリーテ姫」と言えば「アリーナ姫(DQ4)」。演劇のラストをちょっと変えて、ボックスによってアリーテ姫が殺されてしまった近未来。本好きアリーテ姫の妹で、活発なアリーナ姫は復讐を近い、武闘の腕を磨いていた。ある時、ボックスがある街に現れたと聞き、そこで行われる武闘大会にお忍びで出かけるが...にっくきボックスは所詮デスピサロの手先に過ぎなかった!というお馬鹿なサイドストーリーを創って酒の肴にさせていただきました。
劇団関係者の皆さま、失礼の段、何卒お許しのほどを。m(__)m

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ミュージカル「アリーテ」ありがとうございました。
ミュージカル「アリーテ」ご来場された皆様、本当にありがとうございました。 無事に千秋楽を迎え、ミュージカル「アリーテ」は幕が降りました。 いままでは、時間の大半はミュージカルを運営することばかりに力をいれがちでしたが、今回の舞台で役者としての大変さを痛感いたしました。 観客に観てもらう以上、観客に満足してもらう舞台を創りたいのだけど、 仕事を持ちながら稽古する時間を取るのは限界がありました。 その時間をいかに捻出するか、また時間が無いところでいかに舞台を創っていくか、私たちの劇団の課題... ...続きを見る
とにもかくにも-breakcats-
2007/03/12 13:40

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