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zoom RSS 「ほしのこえ」を見た

<<   作成日時 : 2005/06/16 23:38   >>

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相変わらず、TSUTAYAで旧作を探しては何かを見ている。おかげで睡眠時間はかなり削られ気味。多忙から解放されたわけではないので、こうした行動は自分を痛めつけているだけのような気もする。さて、今回はアニメ作品。

新海誠という映像作家を私が知ったのは、NHKの「みんなの歌」(検索にかけると曲名もわかる「笑顔」という歌だった。)でだった。都会の片隅でハムスターを飼って一人暮らしをしている若い女性の日常生活、みたいな3分弱の作品。もともと、歌に合わせられて作られたと思われる映像なので、筋らしい筋はなかったのだけど、やたらと印象に残ったものだった。映像全編に漂うノスタルジックなイメージのせいだ。

今回、借りてきたのは、『「ほしのこえ」The voices of a distant star』
とりあえず商業作品として作ったものではないらしい。一人で作成したという話も聞くが、その辺りのことはよく知らない。風景やメカの描写に比べれば人物造形のレベルは落ちるし、時代考証とか突っ込もうと思えば、いろんなところに突っ込みどころはある。

とりあえず、舞台は今から約40年ほど未来。登場人物は中学三年生の男女2人 美加子と昇。

その頃の人類には、正体不明の敵他惑星系生命の「タルシアン」がいて、国連軍が立ち向かおうとしている。美加子はそのパイロットとして出発。地上に残った昇と遠距離メールを続けようとする。

30分の作品から筋だけ抜いてしまえば、そんなものだ。片道8光年の遠距離恋愛。それ以上でもそれ以下でもない。SFとしてみるならば、この世界観の中に粗はいくらでも指摘できるし、40年後のはずなのに近過去にしか見えない日本の風景など、リアリズムの点から批判を始めたらとても見るに耐えないかもしれない。

でも、これはきっとそんな見方をする作品ではない。私には映像詩に見えた。実は戦場であることなどどうでもいいとしか思えない。恋愛描写がとにかく切ない。雨と雪のシーンが何度かあり、2人の心情はその中で動いているようにも見える。交互に語られる2人のモノローグに恋の情熱はない。淡々と、宇宙と地球の間で、時間と距離が引き離されていく様子が描写され、その距離にそれぞれが押しつぶされそうになったりしながらも、お互いが一緒にいたいね、という想いだけを純粋に結晶化させていくような感じ。

その結晶になった想いが最後の重なりあうモノローグとして吐き出されたときに、物語は終わる。
多分、私はその中に懐かしさを感じたので、ここにその感想を書く気になったのかもしれない。
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